エコー BIOM H4 BOAを試し履き「足裏にピタリと沿う感触」

エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
エコー「バイオム ハイブリッド4 BOA」を試し履き

GDO社員3人(シューズマニア室井、バイヤー塩田、編集部員柴田)が新作ゴルフシューズを試し履きする企画。2021-22の秋冬モデルからは、実際にゴルフ場でプレーしたインプレッションをお届けする。今回は、エコーのスパイクレスゴルフシューズ「バイオム ハイブリッド4 BOA」を試し履きした。

シューズマニア室井「期待を裏切らない安定感」

エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
GDO室井の評価

何度も愛用してきた「バイオム ハイブリッド」ですが、高額ゆえになかなか手が出にくいエコーの定番シリーズです。最新モデルはソール形状が大きく変わり末広がりになりました。タンの部分からソールにかけての美しい三角形に先進的な印象を受けます。ミッドソールの外側と土踏まず部分に配置された鮮やかなカラーは内側と外側で異なります。

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エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
歩きやすさ「◎」

履き心地は…期待を裏切らない安定感。やはり足裏の当たりが絶妙で、スイング中も高い安定を感じます。つま先からかかとまで均一に体重を預けられる感があり、気づかないうちに足にチカラが入ってしまい何だか疲れた…ということが少ないシューズだと思います。

エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
ズレない

指周りには適度なゆとりがあり、土踏まずは痛みを感じない程度に隙間のないフィット感。かかと部も暴れることなくフィットし、ホールド感もしっかりあります。また、履き口周りがニット素材で歩行、スイング時の靴擦れや当たりが気になりません。一方で足幅の広い、特に普段は小指の当たりを気にするゴルファーは少しタイトで痛みを感じるかもしれません。(室井)

シューズマニア室井が動画で解説

エコー BIOM H4 BOAを試し履き「足裏にピタリと沿うような感触」

バイヤー塩田「足裏にピタリと沿うような感触」

エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
GDO塩田の評価

通常のゴルフシューズではなかなか珍しい素材と形状を採用しているハイエンドシューズです。最高級本革を使用した柔らかい感触が特徴で、「GORE-TEX」を搭載しているため防水性も文句なしという優れもの。また、なんとも言ってもエコーの特徴であるインソールが秀逸です。履いてみると、足裏にピタリと沿うような感触があり、隙間が少ないため、歩行時の疲労感が軽減されていると感じます。

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ソール

履き口のクッショニングやタンの足当たりは柔らかく、ショット時に擦れることはありません。若干トゥ部分に空間があるように感じますが、動いてしまっても気にならないのは、ソールの形状や、ラストの形が計算されている作りだからでしょう。

エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
インパクト

見た目は外側と内側で異なる特徴的なカラーリングで、ゴルフ場でも注目されるでしょう。同伴者に一声掛けられれば、エコーのプレミアム感が満載な機能をネタにしても話が弾むかも? 価格は予算オーバーとなってしまう可能性があるかもしれませんが、未体験者はぜひ一度履いてみて欲しい一足です。エコー愛用者がよく言う「エコーを履いたら戻れない」を実感できるかもしれません。(塩田)

編集部員柴田「決して高くない買い物」

エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
GDO柴田の評価

今季国内女子ツアーで5勝を挙げ、賞金女王争いを演じている小祝さくら選手。正確無比なショットと天真爛漫な発言が魅力で人気を集め、私も彼女から目が離せないファンのひとり。そんな23歳の足元にキラリと輝くエコーとあって、ずっと気になってはいましたが…価格を知って驚愕! 税込3万7400円って! 「サラリーマンゴルファーにはなかなかドSな価格設定ですなあ」とぼやきつつも、それなりの“見返り”を期待していざ試し履き。

エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
スタイリッシュなシルエット

かなりハードルが上がった状態での足入れとなりましたが、“よゆー”で超えてきました。アッパーはとても丁寧に組み合わさった、なめらかな高品質プレミアムレザー。足全体をやさしく包み込み、この上ないフィット感と快適な履き心地を生んでいます。ソールは適度な柔軟性と優れたクッション性を備え、さらに独自形状の突起がしっかりと地面を捉える安定感も申し分ありません。

エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
バンカー

デザインもとっても好み。ゴルフシューズっぽくないので、家から車を運転して行っても違和感がありません。アンクルパンツでくるぶしを出して履くと、シューズが引き立つのでオススメです。GORE-TEX搭載で防水性も問題ないでしょうが、できれば汚したくないから雨の日は別のシューズにしよう…と思わせる一足です。価格が唯一のネガティブ要素かもしれませんが、履いてみれば決して高くない買い物だと多くの人が実感できるハイパフォーマンスシューズではないでしょうか。(柴田)

商品スペック&フォトギャラリー

●鋲タイプ=スパイクレス
●重さ=約400g(片足25.5cm)
●サイズ=24.5~26.5cm、27.5~28cm(39~44/EUサイズ)
●幅=広め
●カラー=ブラック、ホワイト

エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
エコー バイオム ハイブリッド4 BOA(側面/外側)
エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
エコー バイオム ハイブリッド4 BOA(ヒール)
エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
エコー バイオム ハイブリッド4 BOA(上から)
エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
エコー バイオム ハイブリッド4 BOA(ソール)
エコー バイオム ハイブリッド4 BOAを試し履き
エコー バイオム ハイブリッド4 BOA(側面/内側)
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GDO室井 プロフィール

GDOゴルフショップの新規事業担当。シューズ愛は中学時代の「エア ジョーダン」シリーズから始まり、学生時代には定期テストの時間が余ると問題用紙のウラにシューズの絵を描いて時間を潰していた。自宅の部屋に靴屋を真似たディスプレイ棚を設置し、それを見に来るだけの友人がいたほど。現在も約60足のシューズを所有している。

GDO塩田 プロフィール

GDOゴルフショップバイヤー。担当範囲はゴルフギア、シューズ、距離測定器等と多岐にわたる。ラウンド前には必ずコースレイアウトやコース設計家を確認し、マッチするシューズを選んでイメトレをするのが楽しみ。所有シューズは普段履きよりもゴルフシューズの数の方が多い。

GDO柴田 プロフィール

紆余曲折を経てGDO編集部へ。188㎝と長身で主に選ぶシューズは27.5㎝だが、リモートワークが続き、むくみが解消されたせいか足が小さくなった気がしている。公私含め年間約30ラウンドをこなし、ゴルフシューズは年に一度は履き替えるアベレージゴルファー。
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