「ベタ足」はスイングの処方箋!? 体の伸び上がりに効く即効ドリル3選 中澤瑠来
次世代の主役候補 日本女子アマ覇者の逸材ルーキーが登場!
竹田麗央や神谷そら、川崎春花らと同じ“ダイヤモンド世代(2003年度生まれの女子プロ)”で、昨年プロテストに合格した中澤瑠来(なかざわ・るな)プロ。高校卒業後は研修生としてゴルフ場に勤務しながら腕を磨き、昨年「日本女子アマ」を制した実力派だ。持ち球はほぼストレートで、精度の高いショットが自分の武器と語る彼女が、アベレージゴルファーの悩みに耳を傾けてくれた。
「体の伸び上がりに悩む人」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーXさんの悩み】
「プッシュや引っかけのミスが多く出ます。スイングをチェックすると、インパクトで上体が伸び上がっていて、それが原因ではないかと考えています。どうしたら伸び上がりを抑えられますか?」
【中澤瑠来のレスキュー回答】
確かにそうですね。ダウンスイングからインパクトにかけて体が伸び上がってしまうと、クラブが寝て入りやすく、フェースも開きやすい。そのままボールに当たれば右プッシュ、嫌がって強引にフェースを返せば引っかけのミスが起こります。伸び上がりの主な原因は、上半身ではなく下半身にあり。そこで今回は、正しい動きが分かる下半身に焦点を置いたドリルをご紹介します。
1. 右足の内側で踏ん張る
インパクトで体が起き上がる原因は、ダウンスイングで上体を無理に回そうとして、左腰が浮いてしまうことにあります。右から左へ体重移動する際に、右足をボール方向へ蹴ってしまっているのも要因のひとつ。改善するためには、右足内側でしっかり踏ん張り、内ももを締めるような動きを意識しましょう。練習時は、右足の内側で踏ん張る感覚を養うため、傾斜が付いた練習器具を踏みながらボールを打つのがおすすめです。
2. ベタ足を意識する
右足の蹴りのタイミングが早いことも、体が伸び上がる原因のひとつです。切り返しからインパクトにかけて、飛球線後方から見て足裏全体が早く見えてしまわないよう、いわゆる“ベタ足”の状態を保つことが重要です。練習では、右足の甲にクラブヘッドを軽く乗せ、落とさないようにスイングするドリルが効果的。足裏にグッと力が入り、下半身で踏ん張る感覚がつかめればOKです。
3.“壁に常にお尻”ドリルが効果的
右足を粘り強く使うには、ダウンスイングで重心をできるだけ低く保つことも重要です。壁を背にして、お尻を常に密着させた状態で素振りを行うと、その感覚をつかみやすくなります。バックスイングでは右のお尻、ダウンスイング以降は徐々に左のお尻が壁に触れ続けるようにスライドさせましょう。常にどちらかのお尻が壁に付いていれば、上体の浮きを抑えられ、ヘッドアップや体の開きも防げるため、ミスの軽減につながります。
【今回のまとめ】やっぱりベタ足は万病の薬!
・右足の内側で踏ん張る。
・ベタ足を意識する。
・壁に常にお尻ドリルが効果的。
取材協力/武蔵丘ゴルフコース