吉田優利が覚えた“米国仕様”スピンアプローチとは?「スピードを上げて飛ばさない」打ち方セルフ解説

米国女子ツアー3年目の吉田優利は、アメリカの芝に対応するために新しいアプローチテクニックを習得したという。その打ち方とは?

ハンドファーストで構えないこと

日本ツアー時代に2022、2023年と2年連続でリカバリー率1位になった吉田優利。アプローチを武器に日本ツアーでは通算4勝を挙げているが、米国ツアーに参戦してからは新しい打ち方を取り入れていた。

―アメリカに行ってアプローチのスタイルは変わりましたか?

やっぱりフェースを開くことが増えました。(米国は)芝がペタペタなので、普通に打つと芝に突っかかってしまう。ですからフェースを開いて、大きく打つようにしています。

吉田優利の”米国仕様”アプローチレッスン
ボールが沈んでいる米国の芝からはフェースを開いて(右)ボールの下を突っかからずに打ち抜く(左)

―スピンの入り方も違いますか?

日本の芝はボールが少し浮くので、ボールをフェースに乗せるとスピンが入った。米国ではボールが地面にピタッとくっついて沈んでいるので、ボールを拾うことが難しい。ですから私はフェースを開いてボールの下にヘッドを入れやすくしつつ、スイングスピードを上げることでスピン量を補っている感じです。フェースを開くことで、大きく振っても飛ばない状態を作っています。

―具体的な打ち方は?

アドレスでは絶対にハンドファーストにしないこと。私は(シャフトが)真っすぐになっているのが好きなのでほぼストレートにしていますが、ハンドレート(ヘッドがグリップよりも目標寄りに位置する)でもいいくらいです。

吉田優利の”米国仕様”アプローチレッスン
日本ではハンドファーストのアプローチが主流だが、米国ではストレートもしくはハンドレートに構える選手が多い

―ボール位置は?

真ん中よりは左です。高さをコントロールしたいので、絶対に右に置かないようにしています。

―打ち方のイメージは?

フェースを開いて大きく振ることでスピンが入ります。逆にフェースをかぶせて、ゆっくり振るとスピンがかからない。状況によってはそういう打ち方も使えるので技としては持っていることも大切です。

吉田優利の”米国仕様”アプローチレッスン
グリーン周りでもフォローまで大きなスイングで打って、スピンをかける

今季の吉田優利はスクランブリング率が19位(63.89%)と過去3年間で最も良い数字を残している。米国の芝に慣れ、新しいアプローチを習得したことで米国ツアー初優勝にも一歩ずつ近づいている。

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