ゴルフシューズ試し履きレポート

ブリヂストン ゼロ・スパイク バイター ライトを試し履き「まるでウォーキングシューズ」

2021/10/26 11:55
ブリヂストン ゼロ・スパイク バイター ライトを試し履き

GDO社員3人(シューズマニア室井、バイヤー塩田、編集部員柴田)が新作ゴルフシューズを試し履きする企画。2021-22の秋冬モデルからは、実際にゴルフ場でプレーしたインプレッションをお届けする。今回は、ブリヂストンのスパイクレスゴルフシューズ「ゼロ・スパイク バイター ライト」を試し履きした。

目次

  • シューズマニア室井「ポイントはソールの薄さ」
  • シューズマニア室井が動画で解説
  • バイヤー塩田「フワっと浮き上がるような軽快な歩き心地」
  • 編集部員柴田「まるでウォーキングシューズ」
  • 商品スペック&フォトギャラリー

シューズマニア室井「ポイントはソールの薄さ」

GDO室井の評価

すっかり定番となった「バイター」シリーズですが、これだけ続くのは人気がある証拠でしょう。今モデルは落ち着いた見た目で、履き口部からトゥへ流れるアッパー素材の組み合わせと、ステッチが幅広モデルながらもスッキリ感を演出しています。手に取ってみると、その軽さ(約265g/26.5cm・片足)に改めて驚かされます。やはりバイター“ツアー”ではなくバイター“ライト”であることを実感する部分です。

適度な柔らかさと高さを落としたソール

足を入れると、幅は広めで日本人好みだと思いました。ただ、以前のモデルの様な“がっつり幅広”ではなく、やや幅広といった履き心地です。特に良かったポイントはソールの薄さ。重心が下がることで安定感が出て、スイングへのバラつき要素を軽減してくれている感じがします。もちろん歩きやすさも「◎」。適度な柔らかさと、高さを落としたソールにひかれるモデルです。(室井)

シューズマニア室井が動画で解説

バイヤー塩田「フワっと浮き上がるような軽快な歩き心地」

GDO塩田の評価

日本人の足に合ったモノ作りはさすがの国内ブランド。今作は市場で上位に君臨する人気の「バイター」シリーズの中でも軽量タイプのモデルです。前作と比べても更に軽くなり、フワっと浮き上がるような軽快な歩き心地です。昨秋に紹介した同モデルのツアータイプと比べると、なんと約半分の重量しかありません。こういった軽量モデルは履き口の作りが“ペラペラ”になりがちですが、しっかりと包み込むようなクッショニングもありつつ、グリップ力はそのままでGOODです。

ソールが目を引きます

アスリートゴルファーというよりは、歩きやすさを重視する方や、シチュエーションに応じて2足目を用意しておきたい方にオススメ。サイズは3Eと幅広タイプなので、足幅が細いタイプの方は小さ目を選ぶとよいでしょう。(塩田)

編集部員柴田「まるでウォーキングシューズ」

GDO柴田の評価

手に取った瞬間に思わず「かるっ!」と声が出ました。ブリヂストンのゴルフシューズとしては史上最軽量だそうです。デザインは「バイター」シリーズらしくシンプルで、正直なところ特に目新しさは感じません。ワイヤーを緩めることで履き口が大きく広がるので足入れがすごく簡単。サイズは0.5cm小さめをチョイスしました。

とにかく軽い

足首周りは広めの設計で自由度が高く、柔らかいクッション素材で覆われているので靴擦れとは無縁だと思います。幅は3Eとなっていますが、ワイヤーが甲部分をしっかりと締め付けてくれます。細身の私の足でも、スイング中にシューズの中で横にズレる感じはほとんどありませんでした。同社のタイヤテクノロジーを応用した突起形状をラバーソールに搭載しており、安定感も問題ありません。

しゃがみやすい!

このシューズ、やはり何といっても、まるでウォーキングシューズのような「軽さ」が最大の特徴。とても歩きやすいし、疲れにくいです。ある程度のフィット感やグリップ力は求めるけれど、重くて硬いのは嫌だ、というご年配のゴルファーにもおすすめしたい一足です。(柴田)

商品スペック&フォトギャラリー

●鋲タイプ=スパイクレス
●サイズ=24.5~28.0cm(0.5cm刻み)、29.0㎝(白/紺のみ)
●重量=約265g(片足26.5cm)
●幅=EEE
●カラー=白/紺、白/シルバー、黒

■ GDO室井 プロフィール

GDOゴルフショップの新規事業担当。シューズ愛は中学時代の「エア ジョーダン」シリーズから始まり、学生時代には定期テストの時間が余ると問題用紙のウラにシューズの絵を描いて時間を潰していた。自宅の部屋に靴屋を真似たディスプレイ棚を設置し、それを見に来るだけの友人がいたほど。現在も約60足のシューズを所有している。

■ GDO塩田 プロフィール

GDOゴルフショップバイヤー。担当範囲はゴルフギア、シューズ、距離測定器等と多岐にわたる。ラウンド前には必ずコースレイアウトやコース設計家を確認し、マッチするシューズを選んでイメトレをするのが楽しみ。所有シューズは普段履きよりもゴルフシューズの数の方が多い。

■ GDO柴田 プロフィール

紆余曲折を経てGDO編集部へ。188㎝と長身で主に選ぶシューズは27.5㎝だが、リモートワークが続き、むくみが解消されたせいか足が小さくなった気がしている。公私含め年間約30ラウンドをこなし、ゴルフシューズは年に一度は履き替えるアベレージゴルファー。

ブリヂストン ゼロ・スパイク バイター ライト(ソール)
ブリヂストン ゼロ・スパイク バイター ライト(側面/内側)
ブリヂストン ゼロ・スパイク バイター ライト(側面/外側)
ブリヂストン ゼロ・スパイク バイター ライト(ヒール)
ブリヂストン ゼロ・スパイク バイター ライト(上から)

2021-22年秋冬モデル 記事一覧

ブリヂストン
発売日:2021/07/16 参考価格: 15,180円