ゴルフシューズ試し履きレポート

ニューバランス MGB4300を試し履き「とにかく歩きやすい!疲れにくい!」

2021/11/16 11:55
ニューバランス MGB4300

GDO社員3人(シューズマニア室井、バイヤー塩田、編集部員柴田)が新作ゴルフシューズを試し履きする企画。2021-22の秋冬モデルからは、実際にゴルフ場でプレーしたインプレッションをお届けする。今回は、ニューバランスのスパイクレスゴルフシューズ「MGB4300」を試し履きした。

シューズマニア室井「高いレベルのグリップ力」

GDO室井の評価

ニューバランスは毎回、大きくデザインを変えてくるので、いつも箱を開けるのが楽しみです。今作はアッパーのメッシュが印象的ですが、履いてみると見た目を裏切らない軽さ(350g、27.5cm/片足)が特徴的。アッパー素材のメッシュは軽さだけではなく、全ての当たりがソフトで、やさしい設計です。

ライムグリーンが映えます

そんなライトなシューズかと思っていたら、歩いてみると印象が一転、スパイクレスとしては、かなり高いレベルのグリップ力を感じられます。アウトソールの凹凸が鋭く、スイング時もしっかりと耐えてくれます。(室井)

シューズマニア室井が動画で解説

バイヤー塩田「非常に軽くて足が自然と進んでしまう」

GDO塩田の評価

ニューバランスと言えば「574」や「996」のイメージが強いですが、今作はそれらとはガラッと見た目も素材感も変わりました。見た目からして軽そうで、ラップ構造のようなサイドのワイヤーが印象的ですが、履いてみるとその印象のまま、非常に軽くて足が自然と前に進んでしまう程です。

MGB4300

BOAを締めるとサイドからしっかりとホールドしてくれ、メッシュアッパー特有の緩みを感じることもありません。この軽さと歩きやすさですが、実はウォーキングシューズでトップシェアを誇るニューバランスのウォーキング用ラストを使用しています。だからこそ、長時間歩いても疲れにくく、満足のいく一足となっています。練習場で履いても、家から履いても良しの万能シューズです。(塩田)

編集部員柴田「とにかく歩きやすい!疲れにくい!」

GDO柴田の評価

通気性に優れた濃いブラックのメッシュ素材に、アクセントカラーのライムが映えます。ニューバランスのスニーカーといえばサイドの「Nマーク」が象徴的ですが、このシューズには代わりに締め付けるダイヤル(BOA)とワイヤーが配置されています。この「N」のあるなし問題…。大きく好みを分けるポイントだと思いますが、すみません、私は欲しい派です。デザインはさておき試し履き。

MGB4300

流行りのラップ構造ですが、甲を覆う部分が縫い付けられている珍しいタイプで、見た目以上に履き口が大きく広がらず、足入れはやや窮屈。その半面、入れてしまえばそのまま歩ける程度の締め付け感があるので、ハーフ休憩の時などはワイヤーをサッっと緩めると非常にラクだと思います。ダイヤルを回し締め付けることで、甲部の3本パネルが足全体をしっかりと包み込みフィット感を生んでいます。

しゃがみやすい

ミッドソールには同社のランニングシューズにも採用されている独自素材の「フレッシュフォーム」が搭載されており、高いクッション性を実現しています。軽さも相まって、とにかく歩きやすい! 疲れにくい! カートに乗らず歩いてプレーするのが好きな人や、自宅からシューズを履いてしまいたい人、また練習場にも向いている、幅広い需要のある一足だと思います。(柴田)

商品スペック&フォトギャラリー

●鋲タイプ=スパイクレス
●サイズ=25.0~29cm(0.5cm刻み)
●重量=350g(片足27.5cm)
●幅=2E
●カラー=ブラック/ライム、グレー/ネイビー

ラフ
バンカーでも安定感を発揮
ニューバランス MGB4300(側面/外側)
ニューバランス MGB4300(ヒール)
ニューバランス MGB4300(上から)
ニューバランス MGB4300(ソール)
ニューバランス MGB4300(側面/内側)

2021-22年秋冬モデル 記事一覧

ニューバランス
発売日:2021/07 参考価格: 17,600円