ナイキ 「エア マックス 90 G」を試し履き “見た目だけじゃない”プロが履くのも納得

GDO社員3人（シューズマニア・室井、バイヤー・塩田、編集部員・柴田）が新作のゴルフシューズを試し履き＆品評する恒例企画。今回は春夏モデル編、新色が出たナイキの「エア マックス 90 G」をPick Up！

目次

• 1）シューズマニア・室井がCheck「通常選ぶサイズより1cm大きめを」
• 2）バイヤー・塩田がCheck「“レア感”が購入意欲を掻き立てる」
• 3）編集部員・柴田がCheck「ゴルフ用にしっかりとアップデート」
• 【動画】2023年春夏モデル・人気の8機種を試し履き＆勝手に採点！
• 商品スペック

1）シューズマニア・室井がCheck「通常選ぶサイズより1cm大きめを」

室井： その名の通り1990年に発売されたスニーカー「エア マックス」シリーズのゴルフシューズ版で、気になっていた方も多いと思います。スニーカーのデザイン性を崩すことなく再現出来ていますが、アッパー素材がスニーカーに比べ肉薄なこともあり、上からのビューはスッキリしたフォルムに仕上がっています。

履き心地はどうでしょうか。第一印象は・・・あれ？硬い？！スニーカーと比較すれば当然ですが、他のゴルフシューズと比べてもアッパーが硬く感じられます。ただし、防水性を高め、スイングへの耐久性を考えれば当然の仕上がりともいえます。気を付けて欲しいのは、スニーカーとのサイズ感の違い。今回選んだ26.5cmは、私が通常選ぶサイズより1cm大きいモデル。全体的に幅が狭く感じてサイズアップの必要性を感じたのは、アッパー素材がしっかりしている事が影響しているのしょう。

スイング時の安定感やグリップ力は悪く無いですが、際立って優れているわけでもない。ゴルフシューズを選ぶときに何を重視するかはさまざまですが、“名作”をこれだけ再現出来ているなら、それだけで満足な商品ともいえるのではないでしょうか。（シューズマニア・室井）

2）バイヤー・塩田がCheck「“レア感”が購入意欲を掻き立てる」

塩田：ナイキのカジュアルシューズの中でも、人気シリーズがゴルフシューズとなったことで注目度はまさにMAX！ ナイキは新色をリリースしても全てを継続して製作しないので、「この色は今回だけかも」と“レア感”が購入意欲をかき立てます。色違いで何足か購入し、アパレルも含めたコーディネートを楽しんでもらいたいですね。

普段履くサイズに足を入れると、これがなかなかきつい…。私はナイキのカジュアルシューズでは、0.5cmアップすることが多いですが、このシューズは1㎝アップしました。アッパーはしっかりした素材ですが、足にフィットする感触は気持ち良いです。エアーがあるといってもソールが弾むわけではなく、程よい踏み心地を感じられる仕上げとなっています。

傾斜地やバンカーでも滑ることはなく、スパイクタイプほどではありませんが十分なグリップ力がありました。機能性もファッション性も両方欲しいという方にハマる、バランスの取れた一足ではないでしょうか。（バイヤー・塩田）

3）編集部員・柴田がCheck「ゴルフ用にしっかりとアップデート」

柴田：エアマックスシリーズは様々なカラーをリリースしていますが、我々が試し履きした色（ブラック）は同色の黒いパンツと合わせると、アクセントカラーが際立ち、芝生上でとても映えます。この手のシューズは「見た目だけでしょ？」と思われがちですが、勝みなみプロをはじめ女子ツアーで戦うトッププロもチョイスしているのは、機能性も優れていることを証明しているでしょう。

言わずと知れたファッションアイコンですが、ゴルフ用にしっかりアップデートされた印象です。足首周りから甲にかけてのアッパーの硬さが顕著で、フルスイング時でもしっかりと足を支えてくれます。足入れ時は硬すぎるように感じますが、足首周りとシュータンのクッショニング素材が“遊び”となって痛みは感じず、2ホールほど歩くと馴染んで気にならなくなりました。

ソールは“エアー”でフカフカなのかと思いきや、こちらも硬めの作りでしっかりとした高反発タイプ。足裏デザインもスニーカーに寄せていますが、細かい形状はゴルフ用で、無数の突起がしっかり芝に噛んでくれます。オリジナルの外見を保ったまま、よくもまあここまでゴルフシューズへと化けさせたなぁ…と感心です。（編集部員・柴田）

【動画】2023年春夏モデル・人気の8機種を試し履き＆勝手に採点！

商品スペック

●締め付けタイプ＝紐タイプ
●素材＝アッパー：合成樹脂、合成繊維／ソール：合成底、ゴム(固定スパイク)
●重さ＝約350g(片足27.5cm)
●サイズ＝22.5～29cm（0.5cm刻み）
●幅＝EE
●鋲タイプ＝スパイクレス