ゴルフシューズ試し履きレポート

コールハーン「グランドプロ クルー」を試し履き 新鮮すぎる素材感と配色! これ本当にゴルフ用?

2023/11/13 11:00
コールハーン「グランドプロ クルーゴルフ」

シューズマニア室井、セールスプランナー塩田、編集部員柴田のGDO社員トリオが、新作のシューズをゴルフ場でテストし品評する風物詩的な企画(2023年秋冬モデル編)。今回はコールハーン「グランドプロ クルーゴルフ」をPick Up!

目次

  • ゴルフシューズとは思えないデザイン
  • 柔らかいミッドソールで履き心地◎
  • ソールの厚みはプレーに影響する?
  • 安定感は妥協ポイントか
  • サイズ感はいつも通りで
  • まとめ
  • 3人の評価はいかに?
  • 【動画】2023年秋冬モデル・話題の9機種を試し履き&勝手に採点!
  • 製品スペック

ゴルフシューズとは思えないデザイン

履きこなせれば注目の的!

【塩田】
コールハーンのカジュアルシューズとしては定番の「グランドプロ」シリーズから、ゴルフシューズが誕生しました。これはもうなんといっても、デザイン性が一番かと思います。他に類のない配色とデザインです。

【柴田】
何も言われなければゴルフシューズだとは思わないですね。牛革とファブリックを組み合わせた素材感とカラーリングが秋らしくていいですよね。

【室井】
ちょっとお洒落過ぎません?お洒落な方はいいですよ。でも私は何を合わせようかって考えちゃいます。コーディネートが難しいです。

柔らかくて気持ちいいスパイクレス

【塩田】
でも履きこなせたら、ゴルフ場ではもう注目の的ですよ。

【室井】
それは求めてない(笑)。まあでも確かに、お洒落で目立つ感じだと思うんですけど、アパレル選びはけっこう難しい気がします。

【柴田】
ここまでファッショナブルだと、もはやゴルフ場じゃなくてもいいんじゃないかな。

会社に履いて行っても違和感なし?

【室井】
歩きやすいし、これこそオンオフ両方って感じかな…。スパイクレスだとよく「練習場にそのまま履いていける」とか「ゴルフ場の行き帰りでも履ける」とか言いますけど、実際にはそうでもないシューズが多い中でこれは本当に両立できそうです。

【柴田】
個人的には行き帰りに履いて、天候やコースタイプによって、ラウンドは違うシューズでっていう選択もありなんじゃないかと。

【塩田】
まさかの!?ゴルフで使わない?

【室井】
でもほんと、一番普段履きに近いゴルフシューズという表現が合っているかもしれないですね。

柔らかいミッドソールで履き心地◎

素手で簡単に曲げられる柔らかさ

【塩田】
デザインだけでなく履き心地も良いと思いますがいかがでしたか。

【室井】
いやあ面白いですね。ちなみに前回の「オリジナルグランド ツアー ゴルフ WP」のアウトソールがカチカチですごくハードだったじゃないですか。そのイメージがあったから「えっ!」て思うぐらいびっくりでした。このミッドソール、ちょっと厚みがあって硬そうに見えるけど、まあ柔らかい。

ヒールにも牛革が使用される

【塩田】
押すと指が沈み込むほど柔らかいですよね。

【室井】
そうそう、ソールがいい仕事をしているなという感じがします。クセがなくて気持ち良かったです。「デザインと歩きやすさ」それが一番の特長だと思います。

ソールの厚みはプレーに影響する?

しっかりとしたソールの厚み

【柴田】
ソールの厚みが結構ありますよね。3~4cmはあります。

【塩田】
これだけ厚みがあると、スイングの際ボールと体の距離感にも影響出そうですね。アドレスを変えたりするぐらいセンシティブな人もいるかも。

【柴田】
確かにソールが薄めのシューズと比べると、クラブの長さで言うと半番手ぐらい変わりそう。「やけにダフるな~」という日にこれに履き替えたら、ボールとの距離感がいい感じに調整されて午後からクリーンヒットするようになるというミラクルは起きないですかね。

【室井】
それはさすがにちょっと難しそうですね(笑)。

安定感は妥協ポイントか

極端な傾斜地ではちょっと厳しそう

【柴田】
“ザ・ゴルフシューズ”という感じの安定感はなくて、傾斜地ではちょっと不安がありました。比較的平らな林間コースなどだったら問題ないと思いますが、丘陵コースで左右に曲げて、しょっちゅう“山登り”をしている方には正直お勧めできないかもしれませんね。

【塩田】
横の動きに対する耐性というところですよね。

【柴田】
極端な左足上がりや左足下がりで踏ん張ったときに、シューズの中でズレちゃう感じがあります。デザインか機能かどっちを取るかという話になるかと思いますが、安定性を求めるのであればもっとがっしりとしたゴルフシューズがよいかなと思います。

平地だったら問題なし

【室井】
確かにゴルフシューズに何を求めるか考えた時に、「グリップ力です」という方だったらこれは違うと思います。

【塩田】
となると他の要素を妥協できるデザイン性と歩行性能を持っているいうことですね。

サイズ感はいつも通りで

アウトソール素材はラバー

【柴田】
アッパーに牛革が使われていてフィット感が気持ちいいですね。サイズ感もちょうどよくいつも通りの27㎝でした。

【塩田】
私もいつも通りでしたね。

【室井】
私もです。

まとめ

デザインが一番だっていいじゃない!

【室井】
デザインが一番でもいいんじゃないですかね。カッコよさから入る、そういう選び方もありなんじゃないかと。

【塩田】
何を一番に選ぶかは人それぞれですからね。

【室井】
こういうお洒落シューズがゴルフ界にどんどん入ってくるのは刺激があっていいですよね。

3人の評価はいかに?

コールハーン「グランドプロ クルーゴルフ」3人の評価は?

【動画】2023年秋冬モデル・話題の9機種を試し履き&勝手に採点!

製品スペック

●締め付けタイプ=紐タイプ
●素材=アッパー:牛革、ファブリック/ライニング:ファブリック/アウトソール:ラバー
●サイズ=7.5(25cm)-11(28.5cm)
●幅=M
●鋲タイプ=スパイクレス

■ GDO室井 プロフィール

GDOゴルフショップの新規事業担当。シューズ愛は中学時代の「エア ジョーダン」シリーズから始まり、学生時代には定期テストの時間が余ると問題用紙のウラにシューズの絵を描いて時間を潰していた。自宅の部屋に靴屋を真似たディスプレイ棚を設置し、それを見に来るだけの友人がいたほど。現在も約60足のシューズを所有している。

■ GDO塩田 プロフィール

GDOゴルフショップセールスプランナー。担当範囲はゴルフギア、シューズ、距離測定器等と多岐にわたる。ラウンド前には必ずコースレイアウトやコース設計家を確認し、マッチするシューズを選んでイメトレをするのが楽しみ。所有シューズは普段履きよりもゴルフシューズの数の方が多い。

■ GDO柴田 プロフィール

紆余曲折を経てGDO編集部へ。188㎝と長身で主に選ぶシューズは27.5㎝だったが、リモートワークが続き、むくみが解消されたせいか足が小さくなり27cmになった。公私含め年間約30ラウンドをこなし、ゴルフシューズは年に一度は履き替えるアベレージゴルファー。

カラーはアイボリー/CHナチュラルタン/バーチ
ゴルフシューズには見えない!?
柔らかいのでかがみやすい
グリーン上に映える配色
ドライバ―でもフィニッシュまでしっかり振り切れる安定感

2023年秋冬モデル 記事一覧

コールハーン
発売日:2023/04 参考価格: 28,600円