マーク金井の試打インプレッション

ミズノ JPX825 ドライバー

2013/07/09 09:00

構えてみると?

ヘッド形状はこのブランドの18番である三角形

ミズノのエンジョイゴルファー向けブランドである「JPXシリーズ」。前作は46.5インチと市販ドライバーの中ではかなり長めの設定だったが、今回は長さを3種類選べるようになっている。スイングタイプに合わせて44.75インチ、45.5インチ、そして46.25インチがラインアップされているのだ。

ヘッド形状は前作(JPX800)同様、ヒール側の絞り込みが大きい三角形。ヘッド体積450CC。フェースは前作よりもディープになって約60ミリ。バックフェース側はシャローバックだ。低重心、そしてやや重心が浅くなるようなデザインである。

ヘッド色はミズノブルーではなくてブラック。フェース面もブラック仕上げとなり、精悍なイメージをアピールしている。ソール側はかなりデコラティブ。立体感のあるデザインで力強さを演出しているのだろう。

アベレージゴルファー向けのドライバーであるが、フェースの向きはスクエア。スライサー向けではなそうに感じる。前作同様、シャフトはグリップ付近に11gのタングステンシートを内蔵されており、これによりカウンターバランスに仕上がっている。タングステンシートの影響もあって長尺の割にはクラブ重量はそれほど軽くない。Sシャフトだと316gもある(メーカー値)。前作と違って長さのバリエーションを全面的に打ち出しているJPX825。ヘッド自体はどんな性能なのかじっくりテストしてみたいと思う。

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ミズノ
発売日:2012/12/17 参考価格: 68,040円