マーク金井の試打インプレッション

本間ゴルフ TOUR WORLD TW737 455 ドライバー

2016/11/22 09:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトは振動数269とかなりハード。切り返しで手元側がわずかにしなり、インパクトゾーンではシャフト全体が鋭くしなり戻る

表示ロフト角が9.5度に対してリアルロフト角は8.5度。フェース角が-1.75度。オープンフェースの影響もあるが、表示ロフト角よりもリアルロフト角の方が少ない。これによりボールが上がりづらい反面、強い弾道が出やすく、左へのミスは出づらくなっている。ライ角は61.25度で非常にアップライト。重心角は24度と平均よりもやや大きめ。

純正シャフトのひとつであるVIZARD EX-C65のSは中間部分の剛性が高めの中調子。先端側がやや軟らかめなこともあって、インパクトゾーンではシャフトが鋭くしなり戻る。トルクはメーカー値で3.85。実際にスイングしてみるとねじれが少なめで、挙動もシャープだ。硬さの目安となる振動数は269cpm。アスリート向けの純正Sとしては平均よりも硬く、アフターマーケット用と比較しても硬めだ。

長さは実測値で45.75インチ(60度法計測)。クラブ重量は315.1グラムでバランスはD2。45インチ換算すると320グラム前後。25 ~45歳ぐらいで、体力が平均よりも上回るゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトVIZARD EX-C65(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)8.5
ライ角(度)61.25
フェース角(度)-1.75
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)269
自分に合ったスペックは?≫
1 2 3 4 5
本間ゴルフ
高弾道、高慣性モーメントによる高い直進性能
発売日:2016/10/18 参考価格: 86,400円