プロギア RS 2017 ドライバー
2017/06/17 05:00
金谷多一郎プロの評価点総合評価4.4点
飛距離 | 直進性 | コスト感 | 打感 | やさしさ |
5 | 4 | 4 | 5 | 4 |
つかまり | 弾道高さ | 構え易さ | 操作性 | デザイン |
5 | 4 | 4 | 4 | 5 |
まず、「RS 2017 ドライバー」の特徴はクラウン形状です。フェース側に傾斜をつけた「Wクラウン構造」によって、クラブのたわみでボールを弾き出します。フェースの高初速エリアも広がっていて、多少のミスヒットでは打感も変わらず、安定した飛距離が得られるということです。
ソールを見ると、後方とネック側の2カ所にウエイトが設置されていて、この2つのウエイトを入れ替えたり、ネックの調整機能を使ってロフトを1度立てることにより、弾道の調整ができるようになっています。
ライ角はややアップライトになっていて、つかまった高弾道ドローを打ちやすくなっています。実際に構えてみても、つかまえやすさを感じます。
打ってみると、自動的にしっかりとつかまりますね。ボールがフェースに吸い付くように、インパクトゾーンで長くボールを押せる感じがします。無理にヘッドを返そうと思わなくても、パッティングのようにフェースをスクエアに当てただけで、ボールを包み込むようなヘッドの挙動によってドローボールが打てます。
今回「RS 2017 ドライバー」を打ってみましたが、なんと言っても僕が大好きなのは打ち味が柔らかいところです。前作から柔らかくなった打球感をあらためて感じられました。
カタログスペックを見るとフェース角がマイナス2度になっていますが、アドレスでヘッドを少し浮かせて、フェース角をスクエアに合わせてから打つことで、このドライバーの特徴である高弾道の気持ちいいドローボールで飛距離を伸ばせるのではないでしょうか。