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話題の0番アイアン!チャレンジするなら中古で

2011/03/10 10:00
大ヒットしたアイアン型ユーティリティ「フォーティーン HI-660」

ウッド型のユーティリティやショートウッドが全盛で、ロングアイアンは肩身が狭い。実際中古ショップに行けば超破格で3番アイアンが手に入る。そんなご時勢に逆らうかのように発表された、石川遼が使う「ヨネックス ゼロアイアン」に注目したい。3番アイアンいや、5番でも難しいのに0番なんて・・・と思うだろうけど、実はこのゼロアイアン、形状的にはアイアン型のユーティリティである。

見た目はアイアンだがヘッドは中空で、ソールにはしっかり厚みがあり、重心深度が深く低重心でボールが浮きやすくなっている。さすがに石川遼のように0番の16度というロフトは、地面からは打つには厳しい。しかしこのアイアン型ユーティリティ、普通のロングアイアンよりは全然やさしい。アイアンが得意な人なら、ロフトで無理さえしなければアイアン型のユーティリティを利用しない手はない。

0番アイアンの16度というのは、流石に中古市場では見あたらないが、18度はボチボチ見かけることがある。ヘッドスピードが50m/s近くあれば、地面からでも打てるかもしれないが、20度ぐらいがティショットもフェアウェイからでも打てるのでお勧め。代表的なのは、5年前に大ヒットした「フォーティーン HI-858」。ヨーロッパやアメリカのツアー選手もこぞって使って大ヒットした。そして「フォーティーン HI-660」は、さらにやさしく進化したモデル。こちらもツアーで人気だった。流石に発売して時間が経っているので、中古市場では値段は安いが、タマ数が少ない。

ツアーADシャフトを打ってみたいゴルファーは「ロイヤルコレクション BBD'S 504i」

また、最近では「ロイヤルコレクション BBD’S504i」も、ツアーで人気だった。長めのフェース長で、左へのミスも出にくい。軽量スチールもいいけど、純正で「グラファイトデザイン TOUR-AD 85」というアイアン用シャフトがささっており、デザインは0番アイアンと同じでカッコイイ。石川遼にとっての0番アイアンは、ロフト16度だけど、アマチュアにとっての0番アイアンは、20度のアイアン型ユーティリティ。ティショットでも地面からでも、打つ前の気分だけは石川遼でいたいものだ。