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カスタムクラブを利用すればFWの達人になれる!?

2011/05/26 10:00
池田勇太や多数プロも使用のブリヂストン ツアーステージ X-FW

前回は、中古で気軽に出来るリシャフト入門なクラブを紹介した。しかし自分に合ってるシャフトを見つけることは意外と難しい。特に難しいのはフェアウェイウッド(※以下FW)のシャフト選び。”FWが苦手”という人は意外と多い。それはFWの純正シャフトの設定にも、問題がある。FWの純正シャフトはシャフト重量が軽いモデルが多い。理想はドライバーのシャフトより少し重いシャフトが良いのだが、なかなか重いシャフトが入ったFWがない。FWは価格も安いから純正シャフトのコストを掛けられないという裏事情もある。

そんなFWの苦手な人に、特にお勧めしたいのはFWのメーカーカスタムクラブ。FWにはあまり癖の無いシャフトが向いている。昨年から今年に発売された、シャフトメーカー各社のNEWシャフトは、実にFWに相性がいい。ディアマナ ahina、アッタスT2、ツアーAD DJなど、これがシャフトの定価より安く買えてしまうのが中古の魅力。

たとえばブリヂストンのTOURSTAGE X-FWは、この3本がカスタムとして採用されていて、カスタムに通常採用されがちなドライバーと同じ60gのモデルでなくて、70g台も採用されている。ヘッドも上級者好みの左のミスが出にくいいわゆる『いい顔』でプロ使用率も高い。

現在も使用プロが多い。ハードヒッター御用達のタイトリスト 906F2

もう少しお手頃な価格では、タイトリストの906F2。こちらもディープフェイスで吹き上がりにくく、ハードヒッター好みのヘッド。シャフトは、ディアマナ S73や、ランバックス 7X07など、FWに向いてるメーカーカスタムの70g台のシャフトも流通量があり、中古ショップで見かける機会も多い。気に入ったFWは長く使える。中古ショップで、色んなメーカーカスタムシャフトのFWを試し、自分に合った一本を見つけてみてはどうだろう。