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祝!米国女子ツアー8勝目、宮里藍の強さをクラブセッティングから検証

2012/04/26 10:00
流通在庫も多くシャフトも選べて安い「ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE 701 FW」

米国女子ツアー「ロッテ選手権」で宮里藍が通算8勝目を飾った。近年の女子ツアーではヤニ・ツェンなどパワーゴルフが主流のなか、体格や飛距離で劣る藍ちゃんが米女子ツアーで活躍するのは凄いことなのである。彼女の強さの秘密は、コースマネジメントとショートゲームだが、フェアウェイウッド(※以下FW)とユーティリティ(※以下UT)を多用して、飛距離のハンデを補っている点も見逃せない。

彼女の愛用するFWは「ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE 701 FW」。2008年に発売されたモデルなので4年目になる。ヘッド体積が小さめの割には投影面積が大きく、操作性がよくてやさしく見える。ボールも上がりやすいのでオススメだ。

軽量スチールを選んでアイアン感覚で使いたい「ブリヂストン ツアーステージ X-UT 101w」

UTも2008年モデルの「ブリヂストン ツアーステージ X-UT 101w」を使用している。ロフトは21度、23度の2種類。グースがついてアイアン的に構えられるが、ヘッド幅が少しあり、重心深度も深めでボールも上げやすいモデルだ。やはりパワーをクラブで補おうとしているが、ティショットからも芝の上からもラインを出していきたいという思いを感じられる。

どちらも大ヒットしたモデルではないが、彼女なりに吟味して使っているモデルなのである。どちらも中古市場でタマ数が多く、ロフト、シャフト、程度も選べる点もオススメな理由。藍ちゃんのようにFWやUTで、ガンガン攻めれるようになれば、距離のあるミドルも安心なはず。藍ちゃんの活躍で性能は保証済み。さあ、中古ショップへ足を運んでチェックしてみよう。