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全英オープンで使用されたギアを分析

2012/07/26 09:15
ツアープロの間で今でも密かに人気のキャロウェイのXフェアウェイウッド

今年の全英オープンも「またまたゴルフの神様がいるのか?」と思える展開となった。最終日2位に4打差をつけてスタートしたアダム・スコットが16番からまさかの4連続ボギーを叩き、後半だけで4つスコアを伸ばしたアーニー・エルスが復活の優勝となった。アダム・スコットは、メジャー勝利のプレッシャーなのか素晴らしいゴルフをしていたのに16番の3パットで流れがかわってしまった。

そんな劇的な結末となった全英オープンだが、選手たちを影で支えていたゴルフクラブたちを見てみよう。エルスのクラブで特徴的なのは、フェアウェイウッド。キャロウェイ契約だが使っているのはキャロウェイのXフェアウェイウッド。3Wが2008年モデル。このモデルからスルーボアをやめたモデルだが米ツアーでは意外と契約プロ以外も使用者が多い。低重心で左のミスが出にくいモデル。そして、いつもは5WはXフェアウェイウッドの2006年モデルをいれているが、今回は全英用セッティングかプロトタイプのアイアン形状のユーティリティをつかっていた。

キャロウェイは昔からフェアウェイウッドを作るのが上手いメーカー。古くても今でも通用する要素が多いので、中古で安くてお買い得なフェアウェイウッドがゲットできる。スルーボアはあとでリシャフトする時手間がかかるので、工賃が高めなので要注意。それとアダムの16番を見て、週末のゴルフでショートパットが不安にならないように、パターのチェックに行くのもいい。メジャーの後は練習場もいいが、その前に中古ショップへGOだ。