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松山など多くのツアープロが使用する隠れた名器とは

2012/11/29 09:00
異型ヘッドが気にならなければ、低スピンで打ち出しの高い球が打てる

先週、松山英樹が最終戦に向けて秘密兵器のスプーンを投入したという記事を見つけた。メーカーはなんと「ナイキ VR-PRO Limted」だ。実はこのクラブ。今契約外の選手がかなり使っている隠れた名器。松山以外も薗田峻輔津曲泰弦永野竜太郎プロが使用している。顔、打感、打音がよく、低スピンでボールが吹けない。純正で「グラファイトツアーAD BB」か「三菱レイヨン FUBUKI K」が選べるというのもいい。

ツアー開幕当初、吹き荒れたロケットボールズの嵐は、少し沈静化している。ツアー後半になると、今まで使っていたクラブに戻しているプロも少なくない。そんな中で目立つのが、キャロウェイのカーボンコンポジットの異型ヘッドのフェアウェイウッド。松村道央I.J.ジャンなどは三角ヘッドの「FT-iZ」、塚田好宣は四角いヘッドの「FT-iQ」を使用している。どちらも市場では今ひとつの人気だが、海外ツアーでも使用者が多い隠れた名器。ミスに強く、強い球が打てるのが特長だ。

市場で不人気ということは、中古ショップでは非常にお求めやすいお値段になっているということ。タマ数は少ないが、見つければいい買い物になること間違いなし。早速中古ショップをチェックしてみよう。