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アイアンシャフトは漁夫の利作戦でゲット

2013/12/20 09:00
重すぎず軽すぎないと人気の日本シャフトのモーダス3が入ったアイアン。中古市場にも増え始めた

クラブ選びの極意はシャフト選びと、ゴルフ雑誌で見かけることが多くなった。シャフト選びの基本は、自分に合った重さと硬さを選ぶこと。しかしドライバーのカスタムシャフトは沢山の種類があるのに、どうしてアイアンはあまり種類がないのだろう?と素朴に思う人は決して少なくないと思う。

いやいやアイアンにもたくさんのシャフトが発売されている。しかしメーカーの純正や、カスタム品として採用されるには、シャフトの認知度と人気が無いと、メーカーも採用しにくい。ということになると、スチールシャフトはトゥルーテンパー社のダイナミックゴールドという重めのスチールと日本シャフトのNS950という軽量スチールが主流となる。あとはかなり軽いメーカー純正のカーボンシャフトと、3本からの選択となる場合が大半だ。

しかしこの3本の中で、最適な重量帯となるゴルファーはそんなに多くない。実際にリシャフトする場合、ドライバーは1本で済むが、アイアンの場合は本数分工賃がかかる。1本あたりのシャフト単価はウッドより安いアイアンだが、本数が多いので結果的に割高感がある。

ほんとに惚れ込んだアイアンならリシャフトする価値はあるだろうが、そうでもないなら今持っているアイアンを中古ショップに買取ってもらい、すでにリシャフトされている自分に合った重さのアイアンを買うほうが、断然お得なのだ。

中古ショップなら、買取保証サービスがある場合がほとんどなので、打ったことのないシャフトを買って、もし合わない場合も安心だ。新品を買ってリシャフトしたり、カスタムオーダーするとかなり高価な出費で、時間もかかる。合わなかったとしても保証はない。そんなアイアンが中古ショップに結構流れてきている。その中古を買ってしまおうという「漁夫の利」作戦はいかがだろうか?