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女子ツアーではマッスルバックアイアンが流行!?

2014/07/04 09:00
見た目はやはり難しい!?スピンコントロールがしたいなら、マッスルバックアイアン!

国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」で、プロ5年目にして悲願のツアー初優勝を飾った酒井美紀。デビュー当時から豪快な飛距離で期待されていたが、勝利に恵まれずにいた。今年は、上位に入ることも多く、2位が2回と優勝にも絡んで念願の初優勝が期待されていた矢先の勝利だ。

そんな好調な酒井美紀が、今週からアイアンを契約先であるスリクソンのマッスルバック「Z945アイアン」に変えている。先週初メジャーを制したミッシェル・ウィも、ナイキのマッスルバック「VR PRO ブレードアイアン」を愛用。また葭葉ルミも先週からマッスルバックのヤマハ「RMX ツアーモデル MB アイアン」に変更して、初日首位に立つなど、密かなブームを感じさせる。

先週の全米女子オープンほどではないが、日本の女子トーナメントも年々コースセッティングの難易度が上がっている。難易度が上がると聞くと、ラフを伸ばし、グリーンを高速にするというのを思い浮かべる人が多いと思うが、グリーンの硬さというのが難易度に影響を及ぼす。アマチュアは雨が降るとスコアが悪くなるが、プロのトーナメントは雨が降ると、スコアが伸びる。雨でグリーンが柔らかくなりボールが止めやすくなるからだ。

硬いグリーンを攻略するには、スピンコントロールが必須。必然的にスピン・コントロールしやすいマッスルバックが注目を浴びているのでは!?と推測される。アマチュアは、バックに入れた時のカッコ良さや打感で選んでしまいがちなマッスルバックだが、プロが選ぶにはちゃんと理由がある。

スリクソンのマッスルバック「Z945アイアン」は、松山英樹も使っているが残念ながらまだ発売されていない次期発売予定モデル。酒井美紀自身は、「みんなから難しいって言われるけれど、逆にしっかり打てるので良かった」と語る。そう言われると挑戦したくなるのがアマチュアゴルファー、もしかして勝因はマッスルバックかもしれない!?そう思ったあなたは是非中古ショップに足を運んでマッスルバックをチェックしてみよう。