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賞金女王へ驀進中! アン・ソンジュの好調を支えるクラブ

2014/10/24 09:00
飛距離と操作性だけでなく、打感のよさも魅力の「i-EZONE TXドライバー」

先週行われた国内女子ツアー「富士通レディース」最終日は、3人のプレーオフを振り切りアン・ソンジュが2週連続優勝を決めた。今季5勝目を飾り、賞金ランキングでも2位イ・ボミに大きく差を広げる結果となった。

アン・ソンジュは、今年から使用クラブを「ヨネックス」に変更している。実はプロにとって、クラブ契約の変更はかなりのリスクを伴う。長年使い続けたクラブを変更したことで不調に陥り、シード権をなくしてしまうプロも少なくないからだ。しかし彼女の場合、この転機が吉と出ている稀なケースではないだろうか。

アイアンは「i-EZONE フォージドPBアイアン」。軟鉄鍛造だがヘッドが大きめ、ソール幅も広め、ミスヒットに強くボールも上がりやすい隠れた名器といえるモデルだ。軟鉄鍛造というと“打感のよさ”がメリットだが、もう一つ忘れてはならないのが、調整幅の広さだろう。ロフト角、ライ角が調整できるので、よりプレーヤーの要求通りに細かく調整しやすくなる。

アイアンはミスヒットに強いモデルだが、ドライバーは飛距離と操作性重視のヨネックス 「i-EZONE TX ドライバー」をチョイス。オーソドックスで小ぶりなヘッド形状で、程よいディープフェース、カーボンクラウンを採用した低重心化モデルであり、低スピンで強い弾道になる。正確でありながら、飛びにも満足したいという彼女にピッタリのドライバーだろう。

製品の評価は非常に高いが、中古市場では人気がイマイチ盛り上がりに欠けているヨネックス。逆に中古市場では、非常にコストパフォーマンスが高いクラブが多いといえる。アン・ソンジュの好調にあやかり、ヨネックス中古モデルを手にとって是非試して欲しい。