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冬の飛距離ダウンに、長尺ドライバー!

2015/01/16 09:00
フォーティーン CT-112 ドライバー。表示のロフト角とリアルロフト角の差が少ないことも特徴のひとつ

極寒ゴルフで一番ショックなこと、それは飛距離ダウンではないだろうか。いままで超えていたバンカーに捕まったり、いつもなら乗るはずの番手でグリーンに届かなかったり…。夏場と比べると明らかに体が動きにくいこの季節。ドライバーはもちろん、アイアンは1番手から1.5番手落ちるのを覚悟してゲームを組み立てる必要がある。

ではそんな冬場でのゴルフでも、飛距離ダウンを最小限にするにはどうしたらよいのか?まずはウェアだが、天敵は“着膨れ”。効果的な重ね着をして、着膨れを防ぐことが重要だ。風を防ぐ機能のアウターウェアと、保温性の高いインナーウェアを組み合わせ、使い捨てカイロを効果的に貼ることで、着膨れするほど重ね着しなくても暖かさを保てる。

また、スイングでの体の動かし方にも影響が出てくる。スタンスを少し狭めないと動きにくく、テークバックも浅めになる。必然的にコンパクトなスイングになる。やはり冬場は飛ばしを諦めないと…と思っている人が多いだろうが、このコンパクトなスイングこそ、長尺ドライバーを使いこなすコツと一致する。

長尺ドライバーはシャフトが長い分、ヘッドスピードが上がる。コンパクトなスイングでも飛距離を稼ぐことができる。そんな特効薬のようなクラブを使わない手はない。そう思いついたときこそ、中古ショップへ足を運んでほしい。中古モデルなら新製品に比べ格安で、性能も確かな長尺ドライバーが見つかるはず。

オススメはフォーティーン CT-112 ドライバー。ルールギリギリのフェースの反発と、ルールギリギリのクラブ長さで、“飛距離”を最大限に意識したモデル。発売してから既に2年が経過(2012年秋モデル)しているが、復活を遂げた片山晋呉プロが昨季ツアーで使用していたことでも有名。中古市場では既に2万円を切る価格となっていて、流通在庫も多く存在する。フォーティーン CT-112 ドライバーは、47インチとかなりの長尺。慣れれば相当な武器となるが、慣れるまでに少々時間が掛かる。初めての長尺としては少し不安…という人には、コレまで使っていたモデルより少し長め(1インチ前後)のものから挑戦していただきたい。冬場の飛距離ダウンは、長尺化で補う! まずは中古ショップで長尺ドライバーをチェックしてみよう。