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静かなブーム! 新型“お助けウェッジ”

2015/09/25 09:00
『フォーティーン C-030 T.S. ウェッジ』。C-030よりヘッドがコンパクト

20年ほど前のアイアンセットは、3IからSWまでの10本セットが一般的だった。だが、現在は5IからPWの6本セットが主流となっている。その背景には、ロングアイアンの代わりにユーティリティが使われ、ウェッジが別売りになったことが挙げられる。その中でも今回注目したいのがウェッジの変化。アイアンセットの対象ユーザーに合わせたものとなっていた以前のウェッジ事情だが、いまや自分でマッチしたものを選ばなければならない時代となっているのだ。

ゴルフ場で他者のキャディバッグを眺めていると、アイアンはミスヒットに強い“やさしいアイアン”を入れているのに、ウェッジだけ難しい“プロ使用モデル”という組み合わせが珍しくないのに気付く。ゴルフショップで人気のモデルは、ほとんどが“プロ使用モデル”。プロの技術を活かせるように、お助け機能が抑えられている。お助け機能は、プロが重要視する操作性と比例しないことが要因となっているからだ。

プロが使っているから性能が優れているのかというと、実はそうではない。求めるものが違うので、難しいウェッジを使用して苦労しているという人が多いというのが現状なだけ。実はいま、お助け機能満載のウェッジ、いわゆる“お助けウェッジ”が見直され始めている。現在静かなブームとなり、各社が発売し始めているのだ。中でも『フォーティーン C-030 ウェッジ』は、ソール幅が広く、バウンス角もしっかりついていて、しかも見た目の良さも併せ持つ超人気商品。新品でも現在品薄状態のモデルだ。中古市場にも滅多に顔を出さない、まさに“レアクラブ”となっている。

以前までは“お助けウェッジ”というと、どうしてもヘッドが大きくボテッとしていて、見た目が格好よいというものは少なかった。だが、プロやアスリートに人気のフォーティーンが技術を結集し、カッコイイのにやさしい、イマドキの“お助けウェッジ”を作ったのだ。この両方の要素を併せ持つウェッジ、もし中古ショップで見つけたのなら幸運と思い、即買いすることをおすすめしたい。