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アダム・スコットの圧倒的飛距離を生む915シリーズ

2015/10/30 09:00
一年前に発売したタイトリスト 915シリーズ。その人気はいまだに衰えない

『40yd差の屈辱で…小田孔明が筋トレを開始』という記事を目にした。昨年の賞金王・小田孔明が、「日本オープン」最終日でアダム・スコットと同組でラウンドし、ドライバーで40ydほど置いて行かれて奮起したそうだ。日本のファンだけでなく、日本のツアープロにも、その圧倒的飛距離を印象づけたアダム・スコット。彼はタイトリストのドライバーを使用。現在は、『タイトリスト 915 D5 ドライバー』というプロトタイプを使用しているようだが、市販の『915 D3 ドライバー』も長く使っていた。

タイトリストの915ドライバーは、モデルチェンジサイクルが2年と長め。1年でモデルチェンジするメーカーが多い中、ダンロップのゼクシオシリーズと並び、2年周期を貫いているモデルとして未だに変わらない人気を誇っている。USPGAツアーでも高いシェアを誇り、ブランドイメージは抜群。だが、愛用される理由はイメージだけではない。ヘッドも大きく、ミスヒットに強く、フェースの弾きもいい。特に『915 D2 ドライバー』は誰が呼んだか、“アスリートゴルファー用のゼクシオ”と称されるほど、日本のアマチュアゴルファーにも打ちやすいモデルとなっている。ヘッド体積が440ccと少し小振りな『915 D3 ドライバー』は、少し操作性に振った分シビアな性能にはなっているが、それでもプロモデルとしては扱いやすい。

中古市場でも発売から1年経ったいまでも、高い人気を誇っている。カスタムシャフト装着率が高いのも人気の要因といえるだろう。最近は若干流通量も多くなってきて、お手頃な値段に下がりつつあるからお好みのシャフトが入ってる在庫があれば即購入を検討してみては如何だろう。まだまだ古さを感じない915シリーズ。アダム・スコット並に飛ばせる保証はないが、フッカーにオススメの1本であることは間違いない。