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渡邉彩香が選んだ “キレ”と“やさしさ”を持つキャビティアイアン

2015/11/06 09:00
J15 CB アイアン。J15シリーズは他に「DF」「DPF」がある

先週の「樋口久子 Pontaレディス」、渡邉彩香が最終日に「66」をマークし、2位に4打差をつけて圧勝した。キレのあるスイングで飛距離も出る渡邉は、この試合から新しいドライバーを投入。『ブリヂストンゴルフ J715 B5 ドライバー (9.5度)』から、『ブリヂストンゴルフ J015 ドライバー』を使い、飛距離のアドバンテージを絶対的なものにした。どちらかといえばボールをつかまえて飛ばせる重心距離が短いドライバーが好みのようだ。では、彼女のクラブセッティングをチェックしてみよう。

コースによってスプーンを抜き、ウェッジを3本入れたりと、クラブセッティングを常に工夫している彼女。特色があるのは、アイアンセットだろう。いまでは男子プロもなかなか入れていない3番アイアンからのセッティング。3番、4番だけ、ヘッドが大きく、キャビティの深い『ブリヂストンゴルフ J15 アイアン』を使用。5番からは『ブリヂストンゴルフ J15 CB アイアン』を使っている。プロが使う軟鉄鍛造アイアンにしては少し大きめのヘッドサイズで、ソールも少し厚め。そして少し深めのキャビティ構造と、現代アイアンのスタンダードと言っても過言ではない名器といえる。

発売以来一年以上経過する『ブリヂストンゴルフ J15 CB アイアン』だが、中古市場ではいまだに比較的高価で取引されている。いつかは競技へ! というアスリートゴルファーには、ぜひおすすめしたいモデルだ。