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スライスが治るドライバーはコレだ!

2016/03/25 09:00
ヘッドとシャフトを別々に販売するようになり、カスタムシャフト装着率が格段に上がっているヤマハのドライバー

スライスに悩むゴルファーは、ゴルファー全体の約8割と昔から言われている。クラブが長くなると、振り遅れやすくなり、インパクトでフェースが開きやすくなる。ドライバーは、この15年ほどで急激にヘッド体積が大きくなり、ミスヒットには格段に強くなったものの、相変わらずスライスに悩むゴルファーが減っていないことにお気づきだろうか?

クラブヘッドが大きくなると、シャフト軸線からクラブヘッドの芯との距離(重心距離)が長くなる。重心距離が長いと、飛距離性能は上がるが、スイング中にフェースが開きやすい。さらにヘッドの大型化により慣性モーメントが大きくなり、ミスヒットしても飛距離のロスが軽減し、方向性が良くなる。その反面、ヘッドが動かしにくく、意識してボールを捕まえることは難しくなる。

つまりヘッドの大型化により、芯は広いが、スライスしやすい傾向のクラブが増えつつあるのだ。だがイマドキのドライバーは、ヘッドの強度は保ちつつ軽量化し、余ったウエイトを意図的に配分するなど、大きいヘッドでもボールを捕まえやすくする工夫がされている。

日本のクラブメーカーは、ボールを捕まえやすいドライバーを意図的に作っている。なかでもヤマハはボールを捕まえやすい、重心距離が短いドライバーを作るのが上手い。『ヤマハ RMX 216 ドライバー』はフェースのヒール側に芯があるので、スライスしにくい。スライサーだけどフックフェースは嫌だ、というゴルファーも満足のいく、綺麗な形状のヘッドである点も見逃せない。

ヤマハはこのモデルから純正シャフトを作っておらず、全てカスタムシャフト。と、いうことは、中古市場でも人気のシャフトが装着されている確率が非常に高い。ヤマハは歴代モデルも重心距離が短いドライバーが多いので、購入予算が限られているなら、更に過去のモデルを選べばいいだろう。外ブラのクラブでスライスに悩んでいるゴルファーは、是非中古ショップでチェックして欲しい。