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宮里藍の復活優勝のカギを握るアイアン

2016/04/08 09:00
60g台の純正カーボンシャフトTourAD J16-11I は、素直な特性でタイミングが取りやすい

ここ数年の不調から、復調の兆しを見せているのが宮里藍。「キア・クラシック」で3年ぶりにトップ3に入り、メジャー第1戦の「ANAインスピレーション」では初日、2日目と首位に立ちながらも、最終日スコアを伸ばせず、18位タイに終わったが、今年は久々の優勝が見られそう!?と思わせるプレーぶりだった。

もちろん彼女の絶え間ない努力によるところが大きいが、昨年秋からはブリヂストンゴルフの『JGR ドライバー』と『TOUR B330Xボール(2016年)』を使い、平均飛距離も10y近く伸びている。道具を変えることに慎重な宮里だが、アイアンもブリヂストンゴルフの『JGR フォージド アイアン』に変えた。軟鉄鍛造だが、大きめのヘッド、深いキャビティ、ソール幅も広めで、ミスヒットにも強いモデルだ。

さらにアイアンのヘッドだけでなく、シャフトも90g台の軽量スチールからグラファイトデザインの60g台のカーボンに変更。かつて高校生でツアー優勝した宮里も30歳になり、若手選手の台頭する米国女子ツアーで闘うには、道具の力を活かしたほうが得策だという判断だろう。

ミスヒットに強いヘッドに加え、シャフトをカーボンに変えることで、飛距離的にも有利になるし、ボールの高さも出しやすくなる。我々アマチュアにも参考となるセッティングであることは間違いない。
JGR フォージド アイアン』の純正シャフトは、60g台とやや重めのカーボンが入っているので、軽量スチールを使っていて「ちょっと自分には重いかな?」と感じはじめたアマチュアにはピッタリかもしれない。

まだまだ流通量は少ないが、中古市場にもポツリポツリと程度のよ良い在庫が増えてきている。宮里藍が復活優勝して、人気が出て品薄になる前にゲットしておくことをお勧めする。