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“ぶっ飛びアイアン”2代目登場!初代モデルは中古で安くなったのか?

2016/09/30 09:00
初代モデルは7~PWの4本セットが基本。PWのロフトが38度と立っているので、別売りのAw(43度)、AS(49度)も揃えると飛距離の階段が綺麗につながる。

9月16日、ヤマハのぶっ飛びアイアンがモデルチェンジされた。初代モデルは『ヤマハ インプレス RMX UD+2アイアン』というネーミングだったが、“RMX(リミックス)”が取れ、インプレスというシリーズが復活し、新たに『ヤマハ インプレス UD+2 アイアン』として登場、ぶっ飛び系クラブのフルラインアップとして発売された。

「前代未聞のぶっ飛びアイアン誕生」というふれ込みで登場した『ヤマハ インプレス RMX UD+2アイアン』だが、7番で180yの飛距離を体験できると評判になり、あまり宣伝されていないにもかかわらず、隠れた大ヒットとなった。

大ヒットの要因は、ずばり「口コミ」。ゴルフ仲間がUD+2アイアンに変え、今までよりも2つは下の番手を選択して攻める姿に驚き、周りもどんどんこのアイアンに変えていくという図式だ。

さて、2代目のインプレス UD+2 アイアンだが、どう進化したのか簡単に説明しよう。残念ながら初代よりもさらに1番手飛ぶということはないが、ミスヒットに強くなり、当たりどころが悪くても飛距離性能があまり落ちなくなった点が1番のポイントだろう。

今回のモデルチェンジで「初代モデルが中古市場で安くなるのでは!?」と期待する人も少なくないだろうが、残念ながら中古市場でもまだまだ品薄、価格もとくに下がっていない。というのも、ヤマハは商品のマークダウンに消極的だからだ。モデルチェンジをするまで、新品価格が極端に落ちることがないので、中古価格にも影響を与えない。

とはいえ、2代目のインプレス UD+2 アイアンがリリースされ、ユーザーの買い換えが徐々に進み、その流れで初代モデルが中古ショップに並ぶ機会も増えるだろう。ゆっくりと在庫が増えて、ゆっくりと価格も下がっていくと予想される。今後も中古ショップで人気のアイアンとなることは間違いない。程度の良い中古を見つけて、長く使うという買い方がベストかもしれない。