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2017年はメジャー勝利!? 絶好調、松山英樹のクラブをチェック

2016/11/11 08:30
記者会見で、契約メーカーに気を使って「また元のモノに戻すと思います」とコメントしたソールを黒く塗られたドライバー

松山英樹がまたやってくれた!世界ゴルフ選手権、WGC HSBCチャンピオンズで、2位に7打差をつける圧勝。世界ランキングでも自己最高を更新した。

松山はこの試合の前週CIMBクラシックから『キャロウェイゴルフ グレート ビッグバーサ ドライバー』を使い始めて話題となっている。シャフトは新しい『グラファイトデザイン Tour AD TP』を入れていたが、WGC HSBCチャンピオンズでは、使い慣れた『Tour AD DI -8 TX』に変更。

グレートビッグバーサはすでにマークダウンされていて、新品では手に入りにくくなっているため、中古ショップで人気急騰。松山が選ぶぐらいだから難しいモデルかと思えば、実はビギナーから打ちこなせる。ニュートラルな特性でボールの捕まりも良いドライバーで、“HOT LIST JAPAN 2016”でもゴールドを受賞している。価格もかなり手頃になっていて、2万円前後。表示ロフト角とリアルロフト角の差があまりないので、ロフト角は大きめも選択肢に入れて欲しい。

WGC HSBCチャンピオンズで優勝争いした前年の覇者、ラッセル・ノックスが「ヒデキは究極のアイアンプレーヤー」とコメントしたぐらい、アイアンショットが好調だった松山。3番だけキャビティのアイアンで、4番~PWは『ダンロップ スリクソン Z945 アイアン』を使用。一度今年のモデルに変更したものの、また使い慣れたこのアイアンに戻した。

ヘッドも小さめでソール幅も薄いマッスルバックアイアンだが、使っているアマチュアからは「そんなに難しくないし、飛距離も落ちない」という声を耳にした。こちらは2014年モデルですでにマークダウンされており、中古価格も下がってきているのでオススメだ。

気に入ったクラブを長く使う松山と同じクラブを使いたいと思う人は中古ショップに行くしか無いわけだが、お手頃な価格で手に入るのは嬉しい。彼と同じようなショットを打つことはまず不可能だが、彼の使うクラブは中古ショップで大人気となる。そういったところも松山英樹の凄さかと思う。