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期待が高まる、松山英樹の優勝クラブセッティングをチェックする

2017/02/10 08:00
「クリーブランド 588 RTX 2.0 プレシジョン フォージド ウェッジ」はスピン性能の高さも魅力

米国男子ツアー、ウェイストマネジメント フェニックスオープン最終日は、松山英樹が通算17アンダーで首位に並んだウェブ・シンプソンとのプレーオフを制した。大会連覇を遂げた松山は、米ツアー日本勢史上最多の4勝目。日本人メジャー初制覇への期待が高まる試合となった。

さて、松山のこの試合でのセッティングだが、ドライバーとアイアン、ウェッジは2016年から変更していない。変更点は、ユーティリティとスプーン。この試合では、それまでユーティリティ代わりに使っていたテーラーメイドのフルキャビティアイアン、「M2 ツアーアイアン」から「キャロウェイゴルフ APEX ユーティリティ」の18度に変更し、ティショットに多用していた。

このAPEX ユーティリティは、ヘッドがコンパクトでつかまりを抑えながらボールをコントロールしやすい上級者向けのモデルだが、松山が使用したことで中古ショップでも人気が出るかもしれない。

一方、スプーンは「テーラーメイド M2 フェアウェイウッド」の2017年モデル。こちらは3月発売開始なので、中古ショップに出回るにはもう少し時間がかかるだろう。

今シーズンの松山は、パーオンを逃してもアプローチでしっかりとパーセーブする粘り強さが凄い。使用するウェッジは「クリーブランド 588 RTX 2.0 プレシジョン フォージド ウェッジの52、56、60度と4度刻みで、ヘッドのロゴを水色(松山カラー)にして2015年から使っている。実はこの松山カラー、新品購入時にカラーカスタムオーダーが出来て人気があるので、中古ショップでも同色の商品を見つけることができるかもしれない。

このウェッジはしっかりとヒールのバウンスも効いて、アマチュアの我々でも充分使えるのでおすすめだ。中古なら1万円を切る価格となっているので、まずはウェッジから「松山気分」を味わってみるのはどうだろう?松山カラーのロゴ入りのものが手に入れば、なおさら気分は盛り上がるはず。ぜひ中古ショップでゲットして、冬ゴルフを乗り切るカンフル剤として欲しい。