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マッスルバックに見える、やさしいアイアンはコレだ!

2017/03/24 08:00
「T-MB 716アイアン」は、後継モデルの「718 T-MB」 と外見上の違いがあまリ無い点もおすすめポイント

ゴルフを始めて楽しくなってくると、ゴルフクラブに興味が湧く。テレビのゴルフ中継を観ると、憧れのプロがどんなクラブを使っているのか気になり、道具に目が行く。そんなゴルファーは少なくないと思う。

そういった中でも、真っ先に憧れるクラブは”マッスルバックアイアン”ではないだろうか?人は道のりが険しいほど挑戦したくなるもの。同じように、ゴルフクラブでもチャレンジ精神をかき立てる存在に惹かれるのだろう。

では、マッスルバックはどうして難しいのかを分析してみよう。まずヘッドが小さく、ソールも薄く、視覚的な不安感をプレーヤーに与える。ソールが薄いことに加え、バックフェースがえぐれていないので、ミスヒットへの寛容さの指標となる“重心深度”が浅くなる。これが浅いとスイートエリアが狭くなるので、必然的にミスヒットには弱くなる。

かっこいいクラブを使いたいが、良いスコアも出したい。アマチュアゴルファーは、そんなジレンマに悩んでしまうもの。見た目がマッスルバックで、実はミスヒットに強いアイアンがあればいいのに・・・。そんな夢のようなクラブが「タイトリスト T-MB 716 アイアン」だ。ぱっと見はマッスルバックだが、実はステンレスの中空ヘッド。ソールにはダングステンウェイトが配置され、低重心で重心深度も深く、ミスヒットにも強い。

この「T-MB 716アイアン」だが、”HOT LIST JAPAN 2015”のゴールドを受賞しており、性能は高く評価されていた。しかし複雑な構造がゆえに、定価が162,000円(税抜)と高価であったからか、意外と人気は出なかった。しかし3月24日に後継モデルの「718 T-MB アイアン」が発売されることもあり、中古ショップでの価格がかなりお手頃になってきた。

「T-MB 716 アイアン」はアダム・スコットも3番をユーティリティ代わりに使っているという優れもの。そろそろ本格的なアイアンが欲しいというゴルファーに、ぜひおすすめしたい。