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スライサーでも安心して選べるプロ使用ドライバー

2017/05/19 10:15
前作のグローレFを使っていた女子、シニアプロの多くが今年はグローレF2に移行している

新製品の売れ筋ランキングをチェックすると、米ツアーや国内男子ツアーでプロが使用するドライバーが上位になっているケースが多い。先日、ロリー・マキロイがテーラーメイドとクラブ使用契約を結び、世界ランキング上位5人のうち、松山英樹を除く4人がテーラーメイド契約となった。(5月15日現在)

世界ランク1位のダスティン・ジョンソン、4位のジェイソン・デイはM1ドライバーを使用、2位のマキロイとマスターズを勝った5位のセルヒオ・ガルシアはM2ドライバーを使用している。超一流のプロが使っていて、売れ筋だし「買い換えるならコレでは?」と思うのは分かる。実際に評価も高く、"HOT LIST JAPAN 2017"のドライバー部門では、M1、M2のどちらもゴールドを受賞している。

しかし、この2つのモデルに共通していることがある。ヘッドスピードが速い人が思い切りたたいても、左へのミスが出にくいという特性だ。持ち球がフック系で左へのミスが出やすい人にとってはおすすめのドライバーなのだが、持ち球がスライスのゴルファーにとっては、決して打ちやすくないということだ。

もちろん寛容性は高いわけだが、ボールをつかまえることができるというのが前提となる。せっかく購入したものの、スライスばかりしてしまい、このモデル本来の飛距離性能が生かせないというゴルファーが少なくない様だ。

では、スライサーでも使えそうなプロ使用モデルは何か。ズバリ「テーラーメイド グローレ F2 ドライバー」がそれだ。前作の「グローレF」も評判が高かったが、「F2」になってさらに寛容性がアップし、つかまりも若干良くなっている。こちらも"HOT LIST JAPAN 2017"でゴールドを受賞しており、女子ツアーやシニアツアーでも使用率が高い。昨年10月発売なので、中古市場にも在庫量が増えている点も見逃せない。程度の良い物を選んで、長く使いたいドライバーだ。