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“平均スコア100”でも使えるプロモデルのドライバーとは?

2017/05/26 05:00
アダム・スコットをはじめ、多くのPGAツアープロが使用する「タイトリスト 917 D2 ドライバー」

ゴルフを始めて徐々にスコアアップしてくると、なんとなく今使っているクラブが物足りなくなってしまうもの。“カッコいいドライバーを使いたい”などと思い始めるのは、100切りを達成し、平均スコアが100前後の頃ではないだろうか。

初心者の頃に比べてゴルフに関する知識も豊富になり、憧れのプロゴルファーも現れ、プロや上級者が使っているクラブに関心が出始める。特にアスリート志向が強い場合、かなりの確率で憧れるブランドが「タイトリスト」だろう。

タイトリストといえばPGAツアープロの御用達ブランド。硬派でカッコいいが、なんとなく難しいというイメージを抱く。マッスルバックアイアンの“MB”や、ハーフキャビティアイアンの“CB”などのモデルがそうイメージさせるのだろう。もちろんタイトリストのドライバーも多くのプロが使っているわけだが、実はかなりオートマチックでミスヒットに強く、思っているほど難しくはない。

なかでも「タイトリスト 917 D2 ドライバー」は、構えてみると「これがプロモデル?」と思うほど、投影面積が大きく安心感がある。実際に打ってみてもミスに強く、ツアープロが求める飛距離性能も兼ね備えている。昨年10月の発売なので、中古ショップにも在庫が集まりはじめていて、価格も落ち着いてきた。

“917シリーズ”は、メーカー純正シャフトよりもカスタムシャフトの装着率が高い点も見逃せない。自分の好きなメーカーの憧れのシャフトがあらかじめ装着されていれば、リシャフトも不要かもしれない。

917 D2 ドライバー」の唯一の問題点を挙げるならば、プロモデルだけあって、お世辞にもボールがつかまりやすいとは言えないこと。スライスに悩むゴルファーは、その悩みがさらに深くなる可能性が高い。逆にフックに悩むゴルファーには安心して使えるドライバーだ。

タイトリストのモデルチェンジは2年周期と他のメーカーに比べて長いので、「917 D2」は中古で購入しても、この先約1年半はまだ“最新モデル”という点も魅力的だ。