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ショートゲームを克服!O.サタヤのクラブ選び

2017/09/15 05:00
54度のウェッジを追加したことで、苦手だった80~85ydの距離を克服したO.サタヤ

先日の「ゴルフ5レディス」では、賞金シードを失い、昨年のファイナルQTの結果も振るわずにいたO.サタヤが現地ウェイティングから出場し、見事に復活優勝を果たした。

出場できる試合が限られる中、苦手としていたショートゲームを重点的に鍛え、パッティングも猛練習したという。その結果、最終日に64というスコアを叩き出した。

クラブの構成もしっかりと見直した。クラブ設計にも携わる片山晋呉と同様に「グローブライド オノフ KURO(2017)」シリーズを中心にセッティング。ウェッジは「フォーティーン RMシリーズ」をチョイスした。

もちろん彼女なりのこだわりも反映されていて、ドライバーにはギアマニアに人気のシャフト「シンカグラファイト ループ プロトタイプ CL」を装着。ミスする確率が高い3Wを抜き、「オノフ フェアウェイアームズ KURO」の5Wのロフトを少し立てて使用した。

そして浮いた本数をウェッジに回し「オノフ フォージド アイアン KURO」の46度、「フォーティーン RM-21 ウェッジ」の50度、「RM-22 ウェッジ」の54度と58度の計4本を選んだ。

サタヤのセッティングだが、我々アマチュアにも実に参考になる。プロでもミスヒットの確率が高い3Wを、アマチュアが無理して使えば、当然スコアを崩す原因になりやすい。そこで彼女と同じく3Wを思い切って抜き、その分ウェッジの本数を増やしてみてはどうだろう?

たとえば54度のウェッジを入れることで、スコアアップの鍵となる100yd以内の飛距離の階段を、しっかりと埋めることができる。ミスに強く、距離のあるバンカーでも重宝する54度のウェッジは、アマチュアゴルファーにお勧めのクラブだ。

フォーティーン RM-22ウェッジ」はまだ新しいモデルなので、中古市場では数は少なめかもしれないが、使い勝手の良さをぜひ実感してみてほしい。