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2週間で3勝した今注目のドライバーとは?

2017/09/22 05:00
ゴルフクラブに造詣が深い片山が選んだ「オノフ ドライバー KURO」

オノフのドライバーを使用するプロの活躍が目立っている。9月第1週の「ゴルフ5レディス」ではO.サタヤ、翌週の「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」では李知姫が優勝。男子では同週の「ISPSハンダマッチプレー選手権」で、片山晋呉が優勝を飾った。この3人の手に握られていたのが「グローブライド オノフ ドライバー KURO」の2017年モデルだ。2週間で、同じドライバーを使う選手が3人も優勝したということになる。

片山は、長年使用していた「フォーティーン CT112 ドライバー」を、今シーズンから「オノフ ドライバー KURO」に変更した。クラブへのこだわりが強い片山は、毎シーズン様々なドライバーをテストするものの、結局「フォーティーン CT112」に戻していた。しかし今シーズンは、開幕から一貫して「オノフ ドライバー KURO」を使っている。

シャフトに関してはどうだろう?サタヤは「シンカグラファイト ループCL プロトタイプ」、李は「UST マミヤ アッタス パンチ」を装着。片山は「グラファイトデザイン ツアーAD TP-6」をチョイスしている。シャフトの選択は選手によってそれぞれだが、裏を返せば「オノフ ドライバー KURO」は、シャフトを選ばないヘッド性能を持つクラブだと言えるだろう。

ヘッド体積は460ccと大きめだが、ディープフェース、ヘッド後方が高いハイバック形状で、実際に構えてみると意外と小さく見える。「フォーティーン CT112」にどことなく似た形状だ。低スピン弾道が打ちやすく、コントロール性能が高い点が魅力。オノフのクラブは、純正シャフトのクオリティの高さに定評があるので、カスタムシャフトでなくても、高い飛距離性能を発揮するだろう。

2017年3月の発売から半年が経過し、中古市場でも見かける機会が少しずつ増え、価格も手ごろになってきた。今回の3人の活躍で、人気が出る可能性は高い。