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台風の2週に連勝したドライバー

2017/11/10 05:00
純正シャフトの「TOUR AD J-D1」は、手元剛性が高く、中間から先端にかけてしなり、タイミングが取りやすい

10月は季節外れの台風が2週間立て続けに日本を襲った。しかも週末に狙いをすましたかのように、本州に近づいた。この影響でゴルフのツアーは男子、女子ともに2週連続で最終日が中止となり、前日までの成績で優勝者が決定された。

「ブリヂストンオープン」では時松隆光プロが、「マイナビABCチャンピオンシップ」では小鯛竜也プロがそれぞれ優勝。小鯛はミズノとクラブ契約をしており、時松はクラブ契約はフリーだが、2人とも同じ「ミズノ MP TYPE-2 ドライバー」を使用している。このモデルは2週連続で優勝を飾ったということになる。

ヘッド体積が460cc、ミズノらしい美しいヘッド形状が特徴で、心地いい打球音も魅力的だ。低スピン弾道が打ちやすく、たたけるプロや左へのミスが出にくい上級者好み。契約外の選手にも使用者が多く、市原弘大プロも、長年使っていた「フォーティーン CT112 ドライバー」から「ミズノ MP TYPE-2 ドライバー」へチェンジしている。

「MP TYPE-2 ドライバー」だが、発売から半年ほどが経ち、中古ショップでも見かけるようになってきた。価格も純正シャフトなら4万円を切るものもあり、お買い得感も増している。

このドライバーを使いこなすアドバイスをひとつ。そもそもつかまりがいいヘッドではないので、まずはロフト角を最大にして打ってみて、つかまり具合に応じてロフト角を減らしていくといいだろう。カスタムシャフトの装着率も高いので、好みのシャフトのモデルを探してみてほしい。