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日本選手の1Wより飛ぶ、ケプカの3W

2017/12/01 05:00
「M2 ツアー フェアウェイウッド」のUS仕様には、重くてしっかり目のシャフトが付いているのでハードヒッターにお勧めだ

「ダンロップフェニックストーナメント」を、通算20アンダーで大会2連覇したブルックス・ケプカ。昨年の同大会では「ケプカって誰?」という人も少なくなかったかもしれないが、今年は「全米オープン」を優勝したことで、日本でも有名選手になっていた。

20アンダーというスコアもすごいが、何しろケプカの飛距離がすごい。大会2日目の朝にエースドライバーが割れてしまい、スペアドライバーを使っていた。しかしフェアウェイキープ率がいまひとつで、3日目にはこのドライバーを封印。代わりに3Wをティショットに使った結果、国内ツアー選手の1Wをアウトドライブして、この日は「64」というスコアを叩き出した。

ケプカの3Wは「テーラーメイド M2 ツアー フェアウェイウッド」。日本では数量限定で発売されたが、すでに販売終了。3Wといってもロフト角は16.5度で、通常の3W(15度)よりも1.5度大きい3HLという仕様だ。

3HLというロフト角は、US仕様にはあるのだが、日本仕様にはない。地面から打つ場合、3HLはロフト角が大きく、ボールが上がりやすくて非常にお勧めだ。

M2 ツアー フェアウェイウッド」は、通常の「M2 フェアウェイウッド」よりもヘッドが小さく、コントロール性が高くなっている。中古ショップでは日本仕様よりもUS仕様の方が在庫も多めで、3HLも比較的探しやすくなっている。