クラブ試打 三者三様

ラズルダズル CS-05Wを万振りマンが試打「普遍的な扱いやすさ」

2021/05/22 07:37

ラズルダズル「CS-05 ウェッジ」の評価は!?

2015年に誕生したパーツブランド「ラズルダズル(RAZZLE DAZZLE)」。幅広ソールとハイバウンス、そしてソールのトウ側が削ぎ落とされた“CLAWING=かぎ爪”形状が、特徴的なウェッジの雄として、すでに多くのファンを獲得している。そんな新興メーカーの最新作「CS-05W ウェッジ」を、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンの評価は!?

「高さでボールを止めるウェッジ」

目標100ydを狙った平均弾道/ロフト角52度

―率直な印象は?
「予想以上に弾道の高さが出ていました。スピン性能も高いですが、基本的には高さでボールを止めるタイプではないかと思います」

軟鉄 S-20Cを使用したフォージド(鍛造)製法

―高さでボールを止める…?
「はい。一般的なウェッジと比べ、バランスがしっかり出ていて、スイング中にヘッドの重さを感じます。自ら操作するというよりは、勝手にヘッドの重さで方向も距離も生み出してくれる。低く打ち出してスピンでキュキュッと止めるよりも、打ち出した瞬間からポーンと高い弾道で、キャリーでピンポイントに狙うべきモデルかと思いました」

ネックには“メイドインジャパン”の刻印が入っている

―見た目の印象は?
「見た目は、シンプルで普遍的なデザインです。ソールのトウ側には凹みがあり、抜け感を演出していると思うのですが、それ以外は特に尖った特徴はなく、至ってオーソドックス。新しいブランドから連想される新進気鋭なイメージというよりも、何十年も同じモデルを作り続けているような老舗メーカーの雰囲気を漂わせています」

ロフト角45~62度まで1度刻みで指定できるカスタマイズも可

―コントロールショット(ロフト角52度)の使用感は?
「自らスイングで距離感を作るのではなく、クラブが代わりに仕事をしてくれるので、ロフト角52度通りの打ち出し角で、52度通りの想定距離に直接キャリーで運ぶのがベスト。上からピンをデッドに狙うと、コントロールショットでは良い結果が出せると思いました」

「CS-05W」の他によりバウンスを大きくした「CS-05W,v」もある ※画像は「CS-05W」

―アプローチショット(ロフト角56度)の使用感は?
「ソールの抜け感がきれいで、イメージ通りに抜けていく印象を受けます。ソール幅は広めで、バウンスをちゃんと使ってあげたくなる構造。地面または砂の上をバウンスで弾き、お手本通りのスイングをしてあげたほうが、『CS-05W』の性能を引き出せるように感じます」

「この扱いやすさは実戦ですごく助かる」と万振りマン

―どのような人向き?
「重量感がしっかりあるので(ヘッド重量:ロフト角52度/296g、56度/300g)、比較的パワーのあるゴルファー向き。試打で使用したシャフト(NSプロ モーダス3 ウェッジ115)との組み合わせで考えれば、アスリートゴルファー向けと言えるでしょう。ただし、『NSプロ 950GH』のような軽量シャフトに差し替えれば、アベレージゴルファーでも問題なく扱えると思います」

全4点台の高評価ウェッジ【総合評価4.2点】

【スピン性能】4.0
【打 感】4.5
【抜け感】4.0
【バンカー対応力】4.0
【構えやすさ】4.5

・ロフト角:52度、56度
・シャフト:NSプロ モーダス3 ウェッジ115
・使用ボール:市川サンライズゴルフセンター専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、ENEOS市川サンライズゴルフセンター

■ 万振りマン プロフィール

登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。