クラブ試打 三者三様

ボーケイ フォージド ウェッジを万振りマンが試打「イメージを乗せられる」

2021/06/05 05:00

タイトリスト「ボーケイ フォージド ウェッジ」の評価は!?

ツアーで圧倒的な支持を得るタイトリスト「ボーケイ」シリーズの日本専用モデル「ボーケイ フォージド ウェッジ」。フェース設計やソール形状のバリエーションを、国内のコースに適応するべく、緻密な設計を施した自信作となっている。そんな同社が誇るクラフトマン、ボブ・ボーケイ氏の最新モデルを、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンの評価は!?

「スッと抜けるフィーリングは格別」

目標100ydを狙った平均弾道/ロフト角52度

―率直な印象は?
「スイング中に感じたのは、バウンスがきれいにスッと抜けてくれるフィーリングの良さです。振り心地が気持ち良く、その抜け感は一度使えば病みつきになってしまうほど。イメージ通りのボールが飛んでいくというよりも、イメージをそのままボールに乗せて運ぶという感覚で打てました」

同社独自のCO-FORGING(複合素材同時鍛造)製法

―イメージを乗せる… その感覚を引き出している要素は?
「打感のやわらかさだと思います。前作2019年モデルは、ボールを弾く印象が強かったのですが、21年モデルはボールがフェースに乗っている時間が長く感じられました。打感のやわらかさが際立っていることで、ボールに食いつく感覚が残り、球持ちが改善されたのだと思います」

左が21年モデル、右が19年モデル。どちらもロフト52度

―他に前作との違いは?
「前作よりも弾道の高さが出ました。打ち方によっては、スピンをコントロールしてボールを止めることもできますし、オートマチックに振って、高さでも止められる。速いグリーンを攻略する際、高さとスピンのどちらでも攻めていけるイメージを持てることが、21年モデルの強みと言えそうです」

上が19年モデル、下が21年モデル。ソール形状はF→Mへ

―ソール形状の違いは?
「ロフト角50・52度のソール形状が、前作はFグラインドだったのに対し、今回はMグラインド(※バウンス角は同じ10度)に変更された点です。前作Fグラインドは、バウンス角を最大限に発揮できるように、ソールがあまり削られていないのですが、Mグラインドは抜け感を強調するため、トウ・ヒール側が大胆に削られています。深いラフやバンカーでもスパッと抜けてくれそうな印象。メーカーが重視しているポイントが大きく変わったのだと思います」

50・52度にMグラインド、58・60度にBグラインドを初採用

―『ボーケイ SM8 ウェッジ』と比べてどう?
「『SM8』と比べると、全体的に軽い印象は受けます(総重量:439gに対し『SM8』は453g/※ロフト56度、NSプロ 950GH neo装着時の場合)。ですが、軽すぎるからシンプルにパワーの足りない人向きかと言えば、それは違うように感じます」

「前作以上にソールの抜けを重視したモデル」と万振りマン

―ではどのような人向き?
「軽すぎるので操作で何とかするという性能ではなく、オートマチックに振ってもボールがイメージ通りに出てくれるので、パワーのあるアスリートゴルファーが使っても問題ないように感じます。『SM8』とどちらを使うべきかのすみ分けは難しいですが、あとは試打をして、フィーリングの違いで選ぶと良いでしょう。そういう意味では、『フォージド』が幅広い層のゴルファーにフィットするように進化したのだと思います」

筒(総合4.8点)に続き高得点!【総合評価4.6点】

【スピン性能】4.5
【打 感】4.5
【抜け感】5.0
【バンカー対応力】4.5
【構えやすさ】4.5

・ロフト角:52度/バウンス角10度(Mグラインド)、56度/バウンス角12度(Kグラインド)、58度/バウンス角10度(Mグラインド)
・シャフト:BV105
・使用ボール:市川サンライズゴルフセンター専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、ENEOS市川サンライズゴルフセンター

■ 万振りマン プロフィール

登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。

タイトリスト
マスタークラフトマン ボブ・ボーケイの経験と知識を注ぎ込んだ日本専用モデル
発売日:2021/04/23 参考価格: 33,000円