クラブ試打 三者三様

NSプロ レジオ フォーミュラ M+/ヘッドスピード別試打

2019/05/04 05:00

万振りマン「もう少しガッと走ってほしい」

―率直な印象は?
「走り系か粘り系かといえば、走りが強いタイプだと感じました。ただ、それであればもっとガッと走ってくれないと、そのまま右に抜けていってしまう印象があります」

―右に抜ける?
「はい。自分でシャフトを操作して、先を走らせて、つかまえにいって、初めてボールがつかまってくれる。そのまま普通に振りぬくだけでは右へスポーンと抜けてしまうので、自分にとっては難しいシャフトかなと感じました」

―走り系ではない?
「いいえ、走り感はあります。走り感があって、粘り感がやや落ちる印象。粘りと比べると走りがすごく大きく感じられるので、つかまえにいくタイミングを逃すと、そのまま右へ走っていってしまうイメージです」

―兄弟モデル『B+』と比べてどう?
「『M+』のほうがタイミングが取りづらい印象がありました。ヘッドが戻ってきてほしいところで戻ってこなかったり、走りすぎちゃったり…といった感じです。純粋に飛距離を稼ぐのであれば、『B+』のほうが自分としては合っていると思います

前作「M」のほうがつかまり、よく飛んでいた

―前作『M』と比べてどう?
「前作のほうがシャフトがやわらかい分、粘りが大きくて、どちらかというとタイミングを取りやすかったです。Mでいうと、この『M+』より前作『M』のほうが好きというか、合っているというか、タイミングが取りやすかったですね」

―ヘッドとのバランスが合わない?
「バランスが合わないと言いますか、手元と先端の芯が強くてタイミングが難しいと言いますか…。特性がマッチしないというより、自分のスイングとマッチしない点が大きかったです」

※使用スペック/TYPE65、フレックス:S ヘッド:G400 マックス ドライバー(ロフト角:10.5度)

■ 万振りマン(33)

登録者1万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年より数多くの試打動画をYouTubeにアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。身長173cm。

撮影協力/トラックマンジャパン株式会社、ロッテ葛西ゴルフ

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日本シャフト
発売日:2019/03/25 参考価格: 59,400円