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予約初動はエピック越え!「ローグ ST」3機種をヘッドスピード別に試打してみた

2022/01/16 15:00

キャロウェイ「ローグ ST」ドライバー3モデルの評価は!?

キャロウェイ「ローグ ST」シリーズは、ボール初速の向上を追求した性能が話題を呼び、予約状況は発表からまだ数日ながら前年「エピック 」シリーズを超えているという。今回も幅広いアマチュアゴルファーに性能をお伝えするべく、ヘッドスピード(以下HS)別に30・40・50m/s台が試打検証を実施。「クラブ試打 三者三様」のメンバーが、3タイプのうち最も合うと感じた一本を選び、1球限定での第一印象を聞いた。

※本格的な評価レビューは後日公開予定です。

「かなりの初速スピード感」西川みさと

全体的に丸みのある輪郭と後方の長さが特徴 ※画像はMAX D

※「ローグ ST MAX D ドライバー」を選択

―見た目の印象は?
「3モデルともキャロウェイ独特の丸みのある形状、いわゆる“キャロ顔”で、従来モデルをしっかり継承しています。ヘッド後方がやや長めで、安心感はありますが、それが苦手という人も出てきそうなほど特徴的。デザインはマットなクラウン、ゴールドの色味が入っていて、アスリートというよりも高級モデルという感じがします」

HS30m/s台の西川は初速49.5m/sで「球が強い」と驚いた

―実際に打った感想は?
「私の平均的なHS(35~36m/s)で打っても、初速スピードが出ている感覚を味わえます。いままでのモデル以上に、打ち出すボールの威力がある印象。出球の速さが、そのまま弾道の強さにつながっている気がします。ただ、『MAX D』はややつかまりが良すぎて、左へのミスを心配してしまうところはありました」

「選びやすさは『ステルス』とは対照的」筒康博

左からMAX、MAX D、MAX LS。見た目から性能の違いが出ていると筒

※「ローグ ST MAX ドライバー」を選択

―見た目の印象は?
「デザインは、いままでの同社シリーズの中で一番と言えるほど高級路線で、高貴な印象を受けます。形状は、前作『ローグ』と同じく、安心感を与えてくれる大きさ。また、3モデルの違いが明確で、構えた瞬間からタイプを選びやすい。その点で、3モデルの見た目がほぼ一緒のテーラーメイド『ステルス』とは対照的と言えます」

HS40m/s台の筒はやや引っかけた弾道だったが「食いつきがすごい」と称賛

―実際に打った感想は?
「『MAX』を選んで打ちましたが、ヘッド性能もさることながら、全体的に振り心地がいいのが特徴ではないでしょうか。特に純正シャフト『VENTUS』との相性の良さが感じられ、クラブ全体のバランスがしっかり考慮されている気がします。逆を言えば、カスタムシャフトが選びにくいほど、完結している組み合わせです」

「飛距離性能には特化していない」万振りマン

モデルごとに形状が異なるAIフェースを搭載 ※画像はMAX LS

※「ローグ ST MAX LS ドライバー」を選択

―見た目の印象は?
「艶消し仕上げのクラウンや、後方&ロゴに入ったゴールドラインが高級な印象を与え、所有感を刺激してくれそうです。『MAX LS』はシリーズの中で一番小ぶりで、大型ヘッドが苦手な人も扱いやすい形状に仕上がっています。HSの速いゴルファー、操作性の高さを求める上級者にも、おすすめできる見た目だと思います」

HS50m/s台の万振りマンは一発目からほぼ300yd(297.5yd)を記録

―実際に打った感想は?
「『MAX LS』の特徴と思える低スピンの要素はありながら、打ち出し角は高めで、弾道もやや高めに打てるモデルです。PGAツアーの多くの選手が求める、高くて強い球筋を再現できる性能。ただ、飛距離で言えば、シリーズで一番強い弾道を生むタイプの『MAX LS』でも、『エピック』ほどには飛びに特化していない印象を受けました」

MAXとMAX Dに「VENTUS」MAX LSに「TENSEI」が純正装備

・ロフト角:10.5度(MAX、MAX D)、9.0度(MAX LS)
・シャフト:VENTUS 5(MAX、MAX D)、TENSEI 55(MAX LS)/どちらも硬さ:S
・使用ボール:西川・筒/川口グリーンゴルフ専用レンジボール、万振りマン/メトログリーン東陽町専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、川口グリーンゴルフ、メトログリーン東陽町

キャロウェイ
発売日:2022/02/25 参考価格: 86,900円
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発売日:2022/03 参考価格: 86,900円