プーマ／世界一速いスポーツブランドへ『ゴルフ業界トップに聞く2014年の展望』

～Inside Story @2014 PGA Merchandise Show～
全米プロゴルフ協会（PGA）が主催する世界最大のゴルフショー、「2014年PGAマーチャンダイズショー」にて、ゴルフ業界で影響力のあるキーパーソンを直撃し、2014年の野望を聞き出す特別企画。

●プーマジャパン株式会社 代表取締役社長 李 孝氏
1962年生まれ。1986年慶應義塾大学法学部法律学科卒、97年シカゴ大学経営大学院修了。モービル石油（現EMGマーケティング）、GEコンシューマープロダクツジャパン代表取締役社長、本間ゴルフ代表取締役社長、ティンバーランドジャパン代表取締役社長、ナパピリジャパン代表取締役社長を経て2013年5月より現職。

GDO「2013年の業績はいかがでしたか」

李「プーマジャパン全体では前年比微減という結果におわりました。ホールセール（卸売）、直営、リテール（小売）における内訳は、リテールが伸びて、ホールセールでマイナスがあったため、全体としては売上が少しマイナスとなりました」

GDO「理由として考えられることは」

李「国内市場は、フラット、むしろ長期的にみると微減傾向にあります。シュリンクしつつあるスポーツマーケット環境に加えて、競争が激しいことが理由として考えられます。2013年の売上はプーマジャパンだけでなく、グローバルでも前年比をやや下回る予想です」