マルマン/高価格帯マジェスティは消費税率UPの逆風にどう立ち向かうのか『ゴルフ業界トップに聞く2014年の展望』
2014/02/28 19:15
GDO「2014年のゴルフ市場をどのように予測しますか」
出山「横ばいか、若干ダウン傾向と予測するしかないと思います。ドライバーはある程度高額品、ボリュームゾーン、特価品と継続して横ばいで推移し、アイアンについても同様です。フェアウェイウッドは、低価格化の傾向が著しいため、売上が減少する見込みです」
GDO「そのような市場のなかでどのようなポジションを狙いますか」
出山「総合ブランドとしての位置は変わりませんが、“ZETA”についてはレディース、レフティーモデルを展開して、売上の上乗せを狙います。マルマンの強みである高価格帯製品の“マジェスティプレステジオ”を中心としてマーケティングを展開していきます」
GDO「長期的に、ゴルフ活性化のための活動をされていますか」
出山「スクール運営をする規模ではありませんが、全国に販売拠点や、営業マンがおりますので、細かいニーズを聞きながらジュニアゴルファーへのサポートを継続的におこなっています。エリアごとにボランティアにより開催されている、レッスンやイベント、コンペなどへのボール、キャディバッグ、キャップ、クラブ等の支援を通じで、利益を目的とせず、これからのゴルフ界を背負う人材へのサポートをしています」
(GDO編集長/向井康子)