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「短くしても飛ばせるゼクシオ!」 ~ダンロップ編~ 2012年 Vol.4

2012/08/08 09:00

GDO:短尺化するほうを選んだのは、どういう理由でしょうか。

山元:そのほうが市場にインパクトを与えられますから(笑)。もちろん他にも理由はあるのですが、まずはそういった企画ありきで、従来モデルからパーツ毎にどう進化させればいいのか、知恵を絞りました。

GDO:開発は順調に進んだのでしょうか。苦労した部分などはありますか?

山元:シャフトの開発に時間が掛かりましたね。従来モデルよりもヘッドが重くなり、短尺化しているにも関わらず、従来モデルと総重量とバランスは変えず、振り心地も向上させなければいけませんでした。当然、そこには自社のMiyazakiブランドでのシャフト設計のテクノロジーも活かされています。

GDO:確かにテスターたちからも、新しいゼクシオは振りやすくなったという意見が多かったです。歴代ゼクシオはもとより、これだけ「ゼクシオ セブン」の評判がいいと、次モデル開発へのプレッシャーはありませんか?

山元:ダンロップスポーツの会長である馬場からは、“ゼクシオは、従来モデルを超えるものでないと新モデルを発売してはならない”と言われています。難しいことですが、ゼクシオは、ユーザーの信頼を裏切るわけにはいきません。ユーザーのために良いクラブを作ろうという姿勢は、ダンロップスポーツの他ブランド「スリクソン」や「クリーブランド」でも同じです。次回の「HOT LIST」では、そういったブランドでもゴールド賞が獲れるように頑張りたいですね。

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ダンロップ
打ちやすく、ボールスピードアップ
発売日:2011/12 オープンプライス