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年間アクセス数が多かったゴルフギアは? 2017年ユーティリティ編

2017/12/22 11:45
TOP5のユーティリティたち。このシルエットだけでわかる?

「今年一番多く閲覧されたゴルフクラブは何なのか?」 GDO『ギアカタログ』内でアクセス数の多かったゴルフクラブをカテゴリー別にランキング形式でお伝えする企画。第3弾はユーティリティ編。クラブセッティングにおいて、ウッドとアイアンの間を埋める大事な役割を担っているが、どういったモデルが人気だったのか。

第5位 キャロウェイゴルフ XR ユーティリティ

飛び要素がズバ抜けていると評判に

第5位はキャロウェイゴルフの「XR ユーティリティ」。2015年に発売され、ヘッドはカップフェース構造でボール初速がアップするとのこと。また低重心設計により、低スピン弾道が打ちやすく、力強く飛んでいく。ツアープロでは今年の初めに有村智恵が使用していた。

第4位 タイトリスト 816 H1 ユーティリティ

中・上級者から圧倒的な支持を誇るタイトリストのユーティリティ

第4位はタイトリストの「816 H1 ユーティリティ」。ヘッド形状はウッド型に近く安心感がある。ソール溝の効果により、ミスヒット時の飛距離ロスを軽減し、高い打ち出し角が得られるとのこと。ツアープロではキム・キョンテ成田美寿々菊地絵理香ら男女問わず多くのプロが使用している。

第3位 テーラーメイド M2 レスキュー(2016年)

ユーティリティになっても初代が人気

第3位はテーラーメイドの「M2 レスキュー(2016年)」。初代のM2シリーズはユーティリティでも人気。ソールにある貫通型スピードポケットにより、飛距離性能と寛容性を高めた。ホーゼル部にも溝があり、軽量化することで低重心化を図っている。

第2位 スリクソン Z H45 ハイブリッドユーティリティ

アイアンに近く、アスリートゴルファーから支持を得る

第2位は「スリクソン Z H45 ハイブリッドユーティリティ」。2014年に発売されたモデルで、アイアンに近いオーソドックスなヘッドの形状だ。ソールは番手ごとにラウンドフロー設計することで、状況に応じたショットが打てるとのこと。ツアープロでは畑岡奈紗が今年の初めに使用していた。

第1位 ピンゴルフ G30 ハイブリッド

操作性と寛容性のバランスが絶妙なユーティリティ

第1位に輝いたのは、ピンゴルフの「G30 ハイブリッド」。こちらも2014年に発売されたモデルで、ヘッドは半円形に近い。強度の高いフェースを採用し、ボール初速性能を上げている。ツアープロでは賞金女王に輝いた鈴木愛が、今年の初めに使用していた。

ユーティリティは旧モデルが人気

ユーティリティ部門では、TOP5のすべてが1年以上前の旧モデルという結果になった。コストパフォーマンスを重視して買いそろえるゴルファーが多いのかもしれない。

ちなみに、2017年以降に発売されたモデルのなかで人気だったのは、ウッド系のテーラーメイド「M2 レスキュー」。アイアン型のユーティリティで、中・上級者から支持を得ているブリヂストンゴルフの「ツアーB X-HI」。クラウン部分に空気抵抗を軽減させるタービュレーターがついたピンゴルフの「G400 ハイブリッド」だった。

素材や技術が進化したことにより、飛距離性能がアップしたほか、5番アイアンの代わりになるような大きいロフト角のバリエーションが増えてきた。フェアウェイウッドとアイアンの間を埋める“お助けクラブ”は、今後ますます重宝されることだろう。

第4弾はアイアン部門のTOP5を予定。

2017年アクセス数が多かったゴルフギアは? 記事一覧

キャロウェイ
カップフェースでボール初速がアップ
発売日:2015/02/20 参考価格: 30,240円
タイトリスト
ヘッドが大きく高弾道で狙える
発売日:2015/10/23 参考価格: 45,360円
テーラーメイド
スピードポケットの効果で安定した飛距離を
発売日:2016/03/11 参考価格: 30,240円
ピン
発売日:2014/09/05 参考価格: 30,240円