今年中に替えとく？ 自宅でできる簡単グリップ交換

さあ大掃除 新年に向けてグリップ一新！

今年も残すところあと2日。部屋中の大掃除をしている皆さん、覚えているだろうか？ 以前弊社サイトで掲載し話題となった、クラブのグリップはトイレより10倍以上汚いという事実を。そこで今回は、自宅でできるグリップ交換の手順とポイントをゴルフガレージ横浜上永谷店店長の桂雄介さんに伺った。

1. 古いグリップを外す
カッターで少しだけ切り込みを入れます。この際シャフトを傷つけないように注意してください。切り込みを入れたら、根元側からゆっくり剥いでいきます。

2. 古い両面テープを取り除く
シャフトに残っている両面テープを剥ぎ取ります。ドライヤーなどで温めると剥がれやすくなります。

3. マーキングをする
新しいグリップの根元がシャフトのどの位置にくるのか、軽くマーキングをしておきます。

4. テープを貼る
テープの主な貼り方は「螺旋巻き」「タテ巻き」の2種類。貼り終わったら、ダマ（テープの隙間に空気が入ること）にならないように、硬いヘラのようなものでまんべんなくテープをなぞっておきます。コツは中央から外側へ、空気を押し出すようになぞってください。

5. 溶液をつける
グリップエンドの穴をティなどで塞ぎ、グリップの中に接着のための溶液を注ぎ込みます。グリップの両端をふさぎ、溶液が全体にわたるように振ります。テープにも溶液を染み込ませてください。

6. グリップを入れる
新しいグリップをシャフトに挿入します。挿入時は勢いよく入れましょう。

最後にグリップ交換で一番気をつけるべき点を聞くと、「グリップの向きを気にしすぎて、途中で挿入を止めてしまうことです。市販の溶液は固まるまで時間がかかりますので、向きなどの微調整は押し込んだ後に慌てず行うことがポイントです」と桂さん。グリップの挿入時は思いきりが大事。勢いよくグリップエンドまで押し込もう。

取材協力／ゴルフガレージ 横浜上永谷店
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