中古クラブを新品同様に蘇らせるテクニック
中古ショップに置いてあるクラブの中には、「これ、本当に中古?」と疑ってしまうほど新品同様のクラブもある。だが、逆にそれなりの使用感があるクラブも少なくない。では、この使用感をできるだけ和らげる方法をお教えしよう。
まずは、グリップ。最近のモデルには、エラストマー(樹脂)素材を使っているものが増えてきたが、やはり昔からのラバー(ゴム)素材のグリップが主である。全く使っていなくても、ラバーのグリップは時間が経つと徐々に硬化してくる。そんな表面がツルツルになったラバーグリップを和らげるには、中性洗剤を使ってタワシでゴシゴシ磨くとかなり蘇る。また、エラストマー(樹脂)のカラーグリップは、使っていくうちに汚れが目立つ。こちらは、市販のグリップクリーナーを使うのもよいが、グリップ交換に使うスプレータイプのグリップ交換溶液をシュッと吹き付け、タオルで拭き取ると驚くほど綺麗になる。
次にクラブヘッドだが、塗装してある部分は車のワックスや研磨剤を使ってほしい。メッキ部分は、耐水ペーパーで磨くとかなり綺麗になるのだが、これには知識と経験が必要。簡単に綺麗にするには、メラミンスポンジ(研磨スポンジ)を使うとよい。メラミンスポンジとは、少量の水を含ませて擦ると、消しゴムのように表面を摩耗しながら汚れを落とすことができる。白いマット塗装のヘッドなど、使っていると知らず知らに汚れてしまうが、このスポンジに水を含ませ、軽く磨くだけでビックリするほど綺麗になる。あまり強く磨いてしまうと、塗装を痛めることがあるので要注意だ。
ひと手間かけるだけで、買い取り査定金額がアップすることも少なくない。中古ショップで購入したクラブだけでなく、現在使用中のクラブもホンの少しの手入れだけで見違えるほど綺麗になる。きっと、次のラウンドへのテンションも上がることだろう。ピカピカのクラブで打てば、ナイスショットの確率も上がるかも!?
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー