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「ZOZO」で活躍のFWを中古ショップ的にチェック

2019/11/01 05:00
ウッズの3Wのシャフトは、ドライバーと同じモデルの少し重いものを装着

日本初開催のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」はタイガー・ウッズが初日からの首位を守り抜き、ツアー史上最多タイの82勝目を挙げた。松山英樹は惜しくも2位に終わったが、日米ツアーの選手たちが魅せるプレーにゴルフファンの多くが魅了された。

PGAツアーのトップ選手たちは日本のコースをどう攻略するのか注目されたが、彼らがティショットで多用したのが、3W (3番ウッド)だ。会場の習志野カントリークラブは林でセパレートされた戦略的なコースであるため、3Wで球筋を打ち分けてフェアウェイをキープしていた。では、彼らがどんな3Wを使っていたのか、チェックしてみよう。

優勝のウッズが使っていたのが、「テーラーメイド M5 フェアウェイウッド」だ。ボディとフェースの素材がチタンで、体積は142ccと小ぶりのヘッド。ソールには65gの可動式ウェートが配置され、球筋をコントロールできるようになっている。ちなみに3位タイに終わったロリー・マキロイは、同じモデルの5W(5番ウッド)を使用。発売からまだ日が浅く、中古では2万円台くらいから探すことができる。

2位の松山は、「テーラーメイド M4 フェアウェイウッド」の3Wを使用。ヘッド体積が176ccと3Wとしては大きめで、ティショットで使う際に安心感があり、ボールも上がりやすい。こちらは中古で1万円前後で手に入るが、在庫は多くない。

5位のゲーリー・ウッドランドは、「ピン G410 LST フェアウェイウッド」を使用。中古ショップで「G410 フェアウェイウッド」は見かけるものの、「G410 LST」はよほど人気なのか、なかなか見つからない。欲しい人は、もし見つけたら即購入が手かもしれない。

10位タイのザンダー・シャウフェレは、「キャロウェイ ローグ サブゼロ フェアウェイウッド」の3Wを使用。日本未発売のモデルで、日本仕様の「ローグ スター フェアウェイウッド」よりも重心深度が浅く、低スピンでコントロール性が高い。地面からボールを上げるには、ヘッドスピードがある程度必要だ。こちらは中古ショップならUS仕様として、2万円前後で手に入る。

ツアー選手のように球筋を操ってコースを攻略したい人は、クラブからまねをしてみてはどうだろう。