1万円以下の中古ウェッジでバンカーショットを克服する
2019/12/06 05:00
ちょっとしたミスなどで苦手意識を持った途端、脱出できなくなるのがバンカーの怖いところ。そもそもバンカーショットが嫌い、苦手だという人も多いだろう。そこでバンカーからの脱出に優れた、心強い味方となるウェッジを紹介しよう。
まずは「キャスコ ドルフィンウェッジ DW-118」。中央部が山型になったソール形状と、ヒールにあるフィンの効果で、砂の中にヘッドが刺さらないので安心して振り抜ける。わざわざフェースを開かなくても、ターゲットに対しスクエアに構えて少しダフる感じで打てば、バンカーから脱出できる。
「キャロウェイ シュアアウト ウェッジ」は、ヘッドが大きめで、ソールが幅広く丸みがあるのが特徴。バウンス角もしっかりと付いていて、見た目からやさしさを演出している。これも難しい打ち方は必要なく、スクエアに構えて単純に打てばいい。アプローチショットの際も、多少のダフリなら幅広のソールがカバーしてくれる、頼もしいモデルだ。
すっきりしたデザインが好みであれば「フォーティーン DJ33 ウェッジ」はどうだろう。プロ使用モデルのような構えやすいウェッジだが、ソール幅が広く、その前側に厚みがあり、ヘッドが刺さりにくく抜けやすい。フェースを開いても構えやすい形状で、やさしいウェッジに見えないのが嬉しい。
この3種類のウェッジなら、中古ショップで5000円から1万円ほどで手に入る。ひとつだけ注意してほしいのがロフト角選び。バンカーショットでボールを上げたいため、64度などの大きめのロフト角を選びがちだが、アマチュアの場合は高さより距離が不足するミスが多い。高さも距離も出せる、56度前後のロフト角が使いやすいだろう。
やさしいウェッジを味方につければ、苦手なバンカーショットが得意になるかもしれない。