女子プロたちが「手放せないウェッジ」を中古で探す
2021/03/12 05:00
2021年の国内女子ツアーが例年通り「ダイキンオーキッドレディス」で初戦を迎えた。シーズンオフに試した新しいクラブを投入する選手が多い一方で、ウェッジは同じモデルを長年使い続けるケースが目立つ。今回は、トッププロが手放せないウェッジを中古ショップで探してみた。
2021年の初戦を制した小祝さくらが使うのがクリーブランド「RTX-3 ウェッジ」。2017年のクラブ格付け企画「ホットリスト」で金賞を受賞し、スピン性能の高さとバンカーでの使いやすさが評判になったモデルだ。発売から4年が経ち、中古で5000円を切る物も見つかる。
2019年の賞金女王、鈴木愛が使うのはピン「GLIDE 2.0 ウェッジ」。こちらも2017年発売で、アマチュアでも扱いやすいモデルだ。7000円前後で発見できた。
最終日まで首位に立っていた西郷真央は、ミズノ「ミズノプロ S18 ウェッジ」を使っていた。こちらも2017年発売で、ミズノらしいこだわりが詰まった軟鉄鍛造モデル。8000円前後から見つけることができるだろう。
西郷と同じ4位タイで初戦を終えたベテランの上田桃子は、2007年発売のキャロウェイ「X フォージド ウェッジ」を使い続けている。発売から10年以上が経過し、中古で見つけるのは難しくなってきたが、発見できれば3000円前後で手に入るだろう。
これから迎える本格的なゴルフシーズン前に、トッププロが長くホレ込むウェッジも参考にして、新しい一本を見つけてはどうだろうか。