中古ギア情報

新旧モデルで2年ぶりV 上田桃子のこだわりギアを中古で探す

2021/05/14 05:00
ドライバーのシャフトはグラファイトデザイン「ツアーAD PT」を使い続けている(写真はKKT杯バンテリンレディスオープン時、撮影:和田慎太郎)

「パナソニックオープンレディース」で2019年以来となるツアー通算16勝目を挙げた上田桃子。クラブを頻繁に替えないことで“メーカー泣かせ”を自称する上田だが、この大会では新作も投入されていた優勝ギアを中古目線でチェックする。

長年使っていたキャロウェイ「GBB エピック スター ドライバー」(2017年)を、今年から21年発売の「エピック SPEED ドライバー」(プロトタイプ)に変更した。市販モデルは中古でも人気が高く、まだ在庫は少ないものの5万円台を切る価格から見つけられる。

フェアウェイウッドは、キャロウェイ「X HOT フェアウェイウッド」(2013年)の3番と5番。ソールの塗装が剥がれる落ちるほど長く愛用している。上田が使うのはUS仕様のヘッドで、中古では6000円前後。色使いが異なる日本仕様は8000円前後と、発売から時間が経っても人気がある。

いつもはユーティリティの6番を入れるが、この大会の最終日は強風が吹いたことでキャロウェイ「APEX DCB アイアン」(2021年)の5番を投入した。6番以降は「APEX アイアン」(2016年)を継続使用。「APEX DCB」は中古の在庫が少なく、見つかれば6本セットで10万円程度が相場だ。一方、16年モデルの「APEX」は6本セットで4万円を切る価格で見つけられた。

ウェッジはキャロウェイ「X フォージド ウェッジ」(2007年)の50度・54度と、キャロウェイ「JAWS フォージド ウェッジ」(2020年)の60度。ウェッジは溝が消耗すると本来のスピン性能を発揮できないので、購入の際は溝の状態チェックをオススメしたい。「JAWS フォージド」はまだまだ状態が良いものが多く、1万5000円前後が相場となっている。

キャロウェイ
新構造「スピードフレーム」で「2本の柱」の飛びを超えていけ。
発売日:2021/02/19 参考価格: 67,760円
キャロウェイ
発売日:2013/03/22 オープンプライス
キャロウェイ
タングステン増量で、史上最高APEXへ 進化した「ちょうどいい飛び系」軟鉄鍛造アイアン
発売日:2021/02/26 参考価格: 158,400円
キャロウェイ
発売日:2020/09/25 参考価格: 26,400円