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中古で手に入る? 石川遼の新投入クラブを調査

2021/09/03 05:00
フェアウェイウッドは3W、5W、7Wと3本へと変更した石川(撮影:中野義昌)

国内男子ツアーは約1カ月半の休みを経て、8月下旬の「セガサミーカップ」で再開した。注目したいのは石川遼のクラブセッティングだ。4番アイアンを抜いて7番ウッドを入れ、アイアンを別モデルに一新。いずれも好感触を口にしていただけに、試してみたいと思うアマチュアゴルファーは少なくないだろう。さっそく中古ショップの在庫状況と相場を調べてみた。

7Wは非力なシニアや女性が使う印象があるクラブだが、ミスヒットに強く、スピンもしっかり入れられるメリットがある。石川が投入したキャロウェイ「エピック SPEED フェアウェイウッド」は、中古では2万円台後半からが相場。7Wは見つけることが難しいが、流通数は多いので気長に探せば手に入れることができるだろう。

アイアンは約2年半使ってきたマッスルバックからキャビティタイプにチェンジし、キャロウェイ「APEX TCB アイアン」を5番から9番まで入れた。石川はボールを上下左右に操るスイングから、直進性を重視するスイングに変更中。ボールを操りやすいマッスルバックよりも、キャビティの方が左右や縦距離のブレが少ないことにメリットを感じたようだ。こちらは数量限定で9月中旬に販売される予定のため、しばらく中古では手にはいらない。

ただ、2020年に発売されたキャロウェイ「X FORGED CB アイアン」がよく似ている。バックフェースにチタンが埋め込まれ、キャビティ部分が少し違う程度。ロフト角も各番手で1度少ないだけなので、近い性能と言えるだろう。中古では、6本セットで9万円を切る価格からが相場。劇的にやさしいモデルではないが、それなりにお助け要素があるので、検討してみる価値はあるかもしれない。

キャロウェイ
「2本の柱」の進化が生んだ、石川遼+13.2ヤードの飛び
発売日:2021/02/19 参考価格: 36,960円
キャロウェイ
発売日:2020/10/23 参考価格: 158,400円