前作「Tシリーズ アイアン」が中古で値下がり傾向に

タイトリスト「T シリーズ アイアン」の新モデルが9月から発売開始された。2019年に前作が登場して以降、ツアープロが続々と移行するほどの性能の高さを示している人気シリーズだ。新作の性能も気になるところだが、今回は中古市場で値下がり傾向にある前作モデルの状況を紹介したい。

海外メジャー3勝のジョーダン・スピースが愛用していた最もアスリート向けタイプの「T100 アイアン」は、コンパクトなヘッドながら軟鉄鍛造ボディにタングステンを配置し、コントロール性の高さに若干の寛容性をプラス。品薄気味だが、6本セットで6万円台から見つけることができた。

アベレージゴルファーでも使いこなせる「T200 アイアン」も数は少なめだが、カーボンシャフト装着モデルなら6本セットで6万5000円前後が相場。ヘッドサイズが大きめで慣性モーメントが大きく、鍛造L型フェースにより打点がブレてもボールスピードが落ちにくい。

さらに安心感が欲しいゴルファーには「T300 アイアン」がおススメ。価格も「T200」より若干安めとなっていて、19年モデルの中では手にとりやすいだろう。実際に打ってみると意外と難しくないことを体感できると思うので、「いつかはタイトリスト！」と考えているアマチュアはぜひ挑戦してほしい。